伊藤沙莉がヒロインを務める連続テレビ小説「虎に翼」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)に出演中の仲野太賀が、合同取材会に参加し、作品と役の見どころや現場の雰囲気などを語った。
同作は、日本で初めての女性弁護士、のちに裁判官となった三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリー。昭和の初め、女性に法律を教える日本で唯一の学校へ入学し、法曹の世界に進んだ伊藤演じる主人公・佐田(猪爪)寅子。出会った仲間たちと切磋琢磨しながら、日本初の女性弁護士で後に裁判官となり、困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開く寅子の姿を描くリーガルエンターテインメント。脚本は吉田恵里香氏が担当する。
仲野は、寅子の家・猪爪家に下宿している書生の佐田優三を演じる。早くに両親を亡くした優三は、弁護士だった父に憧れて大学に通うが、高等試験(現在の司法試験)にはなかなか合格できない。昼は銀行で働き、夜は大学で勉学に励むという役柄だ。
――「虎に翼」への出演が決まった時の感想を教えてください。
率直にとてもうれしかったです。日本で初めて女性弁護士、そして裁判官になる人物が主人公の物語で、女性が社会進出していく姿が描かれるのは、現代にも通じる話になっていくのかなと思います。今、そういう題材を“朝ドラ”で描くのは、すてきだなと思いましたし、とても楽しみでした。
――仲野さん演じる佐田優三はどういう人物ですか?
佐田優三は、猪爪家に書生として住まわせてもらっています。優三は、早くに両親を亡くして天涯孤独で身寄りがない中、寅ちゃんのお父さんの直言さんに“家に住み込みなさい”と、声をかけてもらい住まわせてもらっています。書生をしながら、直言さんの仕事を手伝い、自分自身も法律の道を目指していくというキャラクターです。
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