テレビ朝日系で、1月15日(金)よりスタートするドラマ「宿命1969-2010 -ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京-」の制作発表会見が10日、都内で行われ、北村一輝、小池栄子、上原美佐、細田よしひこ、藤井美菜、田中健、奥田瑛二、真野響子が出席した。
同ドラマは、楡周平氏原作の小説をドラマ化。知性、ルックス、財力を併せ持ち、政界の頂点を目指すよう宿命づけられた男・有川崇(北村)と、有川をめぐる3人の女性たちの攻防を壮大なスケールで描く。
連続ドラマ初主演となる北村は「正直、このドラマの主演が決まった時はうれしさとプレッシャーをすごく感じました。でも、撮影が始まったら、本当にいいものが作れているなと体で感じています。第1話を見たのですが、自分たちの想像以上に面白くできていました。言えば言うほどウソっぽく感じてしまうかもしれませんが、本当に面白いです! とにかく第1話だけでも見ていただければ必ず2話、3話を見たくなるはず」と猛アピールした。
小池はそんな北村の印象について、「10年間結婚できると思って付き合って捨てられる女の役なので、褒める気はありません(笑)。ただ、とてもストイックな方で、現場でこのシーンはこういうふうに作っていこうということを、一緒に話し合える先輩です」とコメントした。
俳優として(北村の)先輩にあたる奥田は「満を持しての主演という感じがします。以前、酒の場で『おれは絶対世界一の役者になる!』と言っていました。それを聞いた時は『よし、どこまでいけるかやってみろ』という気持ちでした。徐々にその夢に近づいているのを目の当たりにしているので、今後が楽しみな俳優です」と酒席でのエピソードを交えて話した。
また、これまでの人生で“宿命”を感じたことはあるかを聞かれ、北村は「巡り合い1つ1つが宿命なのかなと思います。15年以上前、まだ舞台や映画しかやっていなかったころに奥田さんに出会って、いろんなことを教えていただいて、初主演のドラマでまた共演させていただいて…。そういうことって何度もあることじゃないですよね。それはこのドラマが終わった時にもっと強く感じられるのではないかと思います。このドラマにかかわれたことが宿命になればいい。そうなるように頑張ります!」と意気込んだ。
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