堺正章主演「信濃のコロンボ」シリーズ全3作品をBS松竹東急にて一挙放送、竹村警部が名推理で連続殺人事件の謎に挑む

2024/06/01 12:00 配信

ドラマ

堺正章主演「信濃のコロンボ」より(C)共同テレビジョン

BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)では、6月2日(日)、8日(土)、9日(日)の3日間、朝8時より堺正章主演のミステリードラマ「信濃のコロンボ」I~IIIを放送する。抜群の推理力から“信濃のコロンボ”と呼ばれている長野県警の竹村岩男警部(堺)が、トレードマークのトレンチコート姿で難事件を解決していく様子が描かれる。本記事では、同ドラマのあらすじや見どころを深掘りしていく。

一人の警部が名推理で難事件を解決していく“内田康夫ミステリー”


内田康夫によるミステリー小説が原作の本シリーズ。これまで堺以外にも、林隆三や布施博、中村梅雀、寺脇康文、伊藤淳史が主人公を務めており、個性あふれる竹村警部の姿が魅力的に描かれてきた。

そして今回放送される3作品は、1998年から2000年にかけて放送されたシリーズで、“信濃のコロンボ”という異名を持つ切れ者の竹村を堺が熱演。事件の周辺に散りばめられたわずかなヒントから閃く推理で謎を解く鍵を見つけ、現場を引っ張っていく。一方、名刑事でありながらも、妻には弱いお茶目で魅力的な一面も持ちあわせている。

紫綬褒章受賞の原田美枝子が主人公・竹村の妻を好演


竹村を演じる堺は、子役として芸能界デビュー。ザ・スパイダースの一員としてスターの仲間入りを果たし、「時間ですよ」や「西遊記」など数々の作品に出演。以降、俳優、司会として幅広く活躍している。

また、竹村を支える妻・陽子を演じるのは、原田美枝子だ。キネマ旬報主演女優賞を10代で受賞し、。黒澤明監督の名作映画「乱」では楓の方を熱演した。最近ではNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」にて、ヒロインが働くイタリア料理店のオーナー役で出演。長きにわたって演技に打ち込んできたその活動が評価され、2024年春には紫綬褒章を受賞している。

さらに、本シリーズでは竹村の右腕として活躍する2人の刑事も登場。吉井刑事を笹野高史が、木下刑事をユースケ・サンタマリアが演じている。個性が光る2人の刑事との掛け合いも本作の見どころの1つだ。