RIEHATAの遺伝子を受け継ぐ“SWAG”な10代のダンサーたち

2017/09/04 16:00 配信

芸能一般

AIやAKIRA(EXILE、THE SECOND from EXILE TRIBE)、NAOTO(三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)、青山テルマ、YURINO(E-girls、Happiness)などのアーティストのSNSに度々登場する1人の女性ダンサー、RIEHATA。アーティストと並んでも引けを取らない彼女の存在感に「あの子は誰?」とネットで話題になることもあるそう。そんな彼女は、日本だけでなく世界からも注目されており、Instagramのフォロワー数は20万人(2017年8月時点)を超えています。

RIEHATA


また、ダンスのみならず、ファッションやヘアスタイルなど、ズバ抜けたセンスも彼女の魅力のひとつ。フィリピンと日本のハーフだというエキゾチックな顔立ちや、中学卒業後にLAへダンスを学びに行ったり、自らSNSを通して海外のアーティストにアピールするなど、育ちやその行動力はダンサーでなくとも憧れる人が多いのだそう。



実際に、音楽番組「ミュージックステーション」でレディ・ガガのバックダンサーに日本人でただ1人選ばれたり、クリス・ブラウンのライブでの共演や「Party ft. Gucci Mane, Usher」のMV出演、オマリオン「W4W “Word 4 Word”」のショートムービー出演など、ダンサーなら誰もがうらやむような華々しい経歴の持ち主でもあります。その他にもBlock Bのユグォンとともに韓国の人気音楽番組「HIT THE STAGE」にサプライズ出演、キュートでキャッチーな振付が話題となったTWICE 「SIGNAL」の振付など、彼女の振り幅の広さに驚かされた人も多いはず。



日本のみならず海外のアーティストとの仕事をこなしながらも、世界中からダンサーが集結し、レッスンを行なうCampやダンススタジオからも「レッスンをして欲しい」とラブコールを受けて、10代の頃から各国を飛び回るなど、日本と世界を行き来する多忙なダンサーなのです。

日本のダンサー界で話題となったビッグニュース


日本では神奈川県川崎にダンサーのDee(KING OF SWAG)とともにダンススタジオSTUDIO SWAGを経営し、ダンサーの育成にも力を入れています。ここ数年でよく耳にするようになった言葉“SWAG”(スラングで「カッコ良い」といった意味)を流行らせたのはこの2人だとも言われています。

STUDIO SWAGは、そんなスタジオ名の通り、彼女たちが大事にしている“カッコ良さ”を体現するダンサーたちがインストラクターを務め、よくあるようなダンススタジオとは違ったRIEHATAの世界観を味わうことができる、センス溢れる内装も魅力です。さらに、不定期でフリーマーケットを開催するなど、ダンスだけでなく彼女が持つ“カッコ良さ”に一歩二歩と近づくヒントがたくさん散りばめられた場所でもあるのです。



そんなスタジオで育った、RIEHATAがプロデュースしたチームLOLK!DZ、RIEHATA TOKYO、HATA BOY、miniQUEENなどは、数々のコンテストで輝かしい成績を残しており、着実の彼女の遺伝子を受け継いだダンサーが誕生しています。彼女のセンスだけでなく、個々の高いスキルや若さ溢れるショーケースは海外からも高い評価を得ているのです。

毎年アメリカ・ロサンゼルスで開催されている大会“Body Rock Junior“では、RIEHATA TOKYOが2014年、2015年と2年連続で準優勝を果たし、日本のダンサー界でもビッグニュースとして伝えられました。また、海外で大きなステージを経験させるだけでなく、RIEHATAが海外でレッスンを行なう際にはアシスタントとしてチームのメンバーを連れて行き、ダンスの技術だけでなく世界の空気に触れさせるなど、彼女だからこそできる教え方をしていることもカッコ良いダンサーが育つ秘訣でしょう。

10代のダンサーらしからぬ経歴の持ち主たち!


そんなRIEHATAの元でメキメキと頭角を現しているダンサーの中でも特に注目したいのが、RIEHATATOKYOのメンバーであるKAITA THE HATABOY、KAZ、ReiNaの3人。

KAZ、ReiNa、KAITA THE HATABOY


彼らは、それぞれコンテストやバトルで結果を残すのはもちろん、クリス・ブラウン「Party ft. Gucci Mane, Usher」のMV出演やBlock Bのリーダーでラッパーとしても人気のZICO「ARTIST」のMV出演など、10代のダンサーらしからぬ経歴の持ち主です。



KAITA THE HATABOYとKAZは、ダンスチームDr.SWAGとして活動しており、今年のAsia Campには世界から集まったそうそうたるダンサーとともに講師として参加するなど、10代ながらダンサーとしてすでにグローバルな活動をしています。ちなみに、昨年のAsia Campには生徒として参加していたそう。たった1年で講師として呼ばれる側になるとは、本人たちも驚いたでしょう。



ReiNaは、同じくRIEHATA TOKYOのメンバーであるAKOとともにQueenMeを結成し、コンテストはもちろん、日本やアジアでも精力的にレッスンを行なうなど、16歳であることを疑ってしまうほどの活躍をしているダンサーです。最近では同年代のダンサーとクルーバトルに出たりと、日々さまざまな挑戦をしているそう。



3人とも憧れのダンサーとしてRIEHATAを挙げるなど、RIEHATAの影響を多く受けていますが、決して彼女の真似事で留まっていないのが彼らの魅力のひとつです。彼女のレッスンの際にはアシスタントを務めたり、同じステージに立ったりと、彼女からの信頼も厚く、先生と生徒としてはもちろん、チームメイト、友達のような関係がますます彼らの成長を後押ししているのでしょう。

いつかRIEHATAもビックリするようなダンサーになるかもしれない、まだまだ多くの可能性を秘めた10代のダンサーたちから目が離せません。

(文●msk(onelove))

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