羽賀は、「私はモーニング娘。の曲が大好き。もっと上を目指して、いろんな人に曲を伝えていきたい」と話し、同期の牧野は「6月2日(日)、エスコフィールド北海道で待っています!」と、大好きな日本ハムファイターズで自身が行うファーストピッチをPRした。
野中は、「素敵なコンサートありがとうございました」とファンへの感謝を口にし、小田はライブ途中で体調不良になってしまった弓桁に触れ、「あこちゃん(弓桁)は皆さんに楽しんでいただくために頑張っていたので、赤いサイリウムはそのままにして楽しんでいってください」と弓桁のファンへ優しく語りかけていた。
石田は大量に汗をかいてしまい、照れ笑いをみせるも「でも、こんなに本気になれるのがモーニング娘。ライブをしている時間が生きているなと思える」と達成感にあふれた表情を見せた。
最後を締めくくるリーダーの生田は「もっともっとみんなにとって、今のモーニング娘。が続けばいいなっていうグループになればいいなと思います」と、今のグループの体制に自信をのぞかせていた。
ラストスパートでは、「Are you Happy?」「君の代わりは居やしない」「Passwordis 0」というライブの定番ナンバーを歌い上げ、最後は「わがまま 気のまま 愛のジョーク(23 Ver.)」。サビ部分のコール&レスポンスで、ファンの「愛されたい!」の大合唱が武道館に響き渡り本編は終了となった。
アンコール後は、先に披露した「最 KIYOU」の両A曲となる、つんく♂作詞作曲の「なんだかセンチメンタルな時の歌」でスタート。体調不良で途中退場していた弓桁も復活し、全員そろってのパフォーマンスを果たす。その後は「HOWDO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~」を披露したのち、ふたたびMCへ。
MCでは、26日に卒業発表をした石田が、改めて卒業に対する今の思いを語る。「私は今日、“もっと”モーニング娘。が好きになってしまいました。モーニング娘。には長い歴史がありますが、どの時代にもその時ならではの素敵なところがある。だから今も、今にしかないグループの魅力があると思っています。みんなで今を積み重ねて、最後まで魂を燃やして駆け抜けますので、最後まで応援をよろしくお願いします!」と感謝と決意を口にしていた。
ラストは「Be Alive」と「ここにいるぜぇ!(23 ver.)」を歌い、新体制で駆け抜けた春ツアーを締めくくった。ツアータイトルの「MOTTO(もっと)」には、「もっとやれる、もっと上を目指す」など、現状で満足するなというメッセージが込められているという。今回の武道館公演は、新体制のもと、もっと上を目指すグループの今が感じられるライブとなっていた。
※山崎愛生の「崎」は正しくは「立つ崎」
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