そんな6話のラストでは、絹江の本当の思いにふれた藍沢が涙を流すシーンが、当時の視聴者の心を揺さぶった。
病院の売店でお菓子を次々と買い物かごに入れていく絹江。藍沢は止めようとするが、絹江はもはや、藍沢が自分の孫だとはわからない。藍沢の手を振り切り、「耕作と約束したんだよ…。あの子、一人で頑張ってるんだよ…だから、お菓子をいっぱい買ってやるって約束したんだよ…」と泣きじゃくる。彼女の心を満たしているのは、記憶の中の、愛する孫“耕作”への深い愛情だった。
藍沢はただ、その背中を抱きしめる。どんな時も冷静な藍沢が、初めて涙を見せた1st seasonの名シーンだ。
今年4月からのFODでは、本作を含めた人気のフジテレビドラマを毎月5作品分、FOD・TVerにて毎日無料公開する「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」を開催中。15年前の山下のフレッシュな姿をこの機会に改めてチェックしてみるのも良さそうだ。
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