TikTokを中心に7.8万件の投稿、総再生回数が7億4500万回超でバズり中の超ときめき宣伝部の楽曲「最上級にかわいいの!」が5月29日(水)にシングルとしてリリースされる。同グループは、今年1月に神奈川・横浜アリーナでのワンマンライブ2デイズを成功させ、2024年夏ツアーでは韓国、インドネシアでのライブ、さらには12月28日にはさいたまスーパーアリーナでのライブも決定するなど、今年1年で大規模アリーナライブを2度も実施する人気急上昇中のグループだ。「すきっ!〜超ver.〜」が世界で約30億再生されたことも記憶に新しいが、なぜ超ときめき宣伝部の楽曲はバズるのか、なぜここまで急成長できたのか?その理由をメンバーの辻野かなみ、杏ジュリア、坂井仁香、小泉遥香、菅田愛貴、吉川ひよりの6人に語ってもらうと、「TiKToKは何より大切」と、令和の時代ならではのアイドルの活動の変化が見えてきた。(※超ときめき・宣伝部の「・」は白抜きハートマークが正式表記)
――「最上級にかわいいの!」は、2月からずっとバズが続いています。1月にリリースしたアルバム「ときめく恋と青春」からのシングルカットということになりますが、この曲がシングルになるというのを聞いた時、どんな気持ちでしたか?
小泉:「すきっ!」みたいに、レコーディングし直して「超ver.」としてリリースするということはあったんですけど、アルバムからのシングルカットというのは初めてなので驚きました。
坂井:「こんなことがあるんだ!」っていう驚きもあったんですけど、バズってるっていうことで、これからより多くの方に知っていただくためにもシングルとしてリリースできるのは嬉しいです。
辻野:シングルでリリースできることによって、出来ることもあるので、より多くの人に知ってもらえるきっかけにもなりますし、何よりも、シングルとして発売するって決めたスタッフさんたち、すごいなぁって(笑)。
――TikTokを中心にバズっている流れを教えてください。1月にアルバム「ときめく恋と青春」がリリースされて、その直後に横浜アリーナでライブ初披露、そして2月の頭にはすでにバズの兆候がありましたね。
菅田:最初、「ハピラブルー!」をいっぱい投稿していたんですけど、ある日私が「最上級にかわいいの!」を投稿したら…。
小泉:そう、その動画がめっちゃ(再生数が)伸びたんですよ。
菅田:それで、みんなで「最上級にかわいいの!」のダンス動画を投稿していったら、一気に拡がっていったんです。
辻野:1月末の横アリ公演まではアルバムのリード曲「ハピラブルー」を推していて、横アリが終わってからは「最上級にかわいいの!」を推すようになって。
坂井:あ、そうだ! 「『最上級にかわいいの!』を推そう!」みたいな会議が行われて…。
杏:横浜アリーナでの「最上級にかわいいの!」のライブ映像をYouTubeの公式チャンネルで早めに上げていただいて、それも影響が大きかったのかな。
坂井: (菅田)愛貴ちゃんと振りのお手本動画みたいなのを撮ったよね? 振り付け見本みたいな感じで(笑)。
菅田:部分的に何箇所か撮って、「どこが一番いいのかな?」って研究しました。
――菅田さんのTiKToK投稿がきっかけだったんですね。メンバーもスタッフさんもすごく考えて「最上級にかわいいの!」のバズを演出したんですね。2月に入ってからはTikTokで一気に広がって…
辻野:はい、投稿数がグンと増えて、私たちもいっぱい再投稿させてもらったり、コメントを残したりしました。もっともっと盛り上がるといいなぁって。
小泉:私たちも“TikTokでは「最上級~」しか踊らない”みたいな時期もありました(笑)。
坂井:色々動画を投稿しても結局「最上級~」がいいね数が多かったし、“これは「すきっ!」の時と同じような感じだな”っていう予感みたいなのはありました。「これ、来てるよ!」って言いながら撮っていたよね?
吉川:今でも動画を出しています!
――テレビ番組への出演も増えましたね。
辻野: 3月にNHKさんの「うたコン」に出させていただいたんですけれど、本当は「ハピラブルー!」を歌う予定だったんですが、最終的に「最上級にかわいいの!」を披露させてもらいました。
小泉:こんなに短期間でいっぱいテレビ番組に出させてもらったのは初めてです。
坂井:ちょうどさっき、みんなで話していたんです。「「すきっ!」の時よりテレビ番組に出るのが多いよね」って。「うたコン」から始まって、「DayDay.」、最近では「CDTVライブ!ライブ!」に同じ曲で2回も短期間で出させていただけることなんてあまりないと思うんです。
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