中島裕翔“大輔”が真顔になる一言「所詮、偽物は偽物」 第9話レビュー<SUITS/スーツ>

2024/06/01 12:00 配信

ドラマ レビュー

「SUIT/スーツ」Based on the 'Suits' series by NBCUniversal. Format licensed by NBCUniversal International Studios.Based on characters created by Aaron Korsh.(C)フジテレビ

誰にも言えない秘密を隠し通して過ごすことは難しい。経歴を詐称して弁護士をやっている男の心中は穏やかではないだろう。2024年4月からのFODでは、人気のフジテレビドラマを毎月5作品分、FOD・TVerにて毎日無料公開する「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」を開催中。2018年10月期に“月9”枠で放送されたドラマ「SUITS/スーツ」第9話では、“無資格”会計士の解雇劇が描かれた。(以下、ネタバレが含まれます)

甲斐がいよいよシニアパートナーに昇格


「SUITS/スーツ」はアメリカのメガヒットドラマ「SUITS」を原作に、勝利のためには手段を選ばない弁護士・甲斐正午(織田裕二)と驚異の記憶力を持つ天才フリーター・鈴木大輔(中島裕翔)が、さまざまな訴訟を解決へ導く痛快エンターテインメント。第1話(6月6日木まで無料公開中)ほか、期間限定で無料公開中の放送回があり、今からでも十分楽しめるだろう。

第9話は、甲斐が“幸村・上杉法律事務所”の経営にも参画するシニアパートナーへと昇格し、お披露目パーティーが行われる華やかなシーンから始まる。幸村チカ(鈴木保奈美)は“YURI綜合会計事務所”所長の華村百合(石田ひかり)と、同事務所のエース会計士・大河原忠(西村まさ彦)を甲斐に紹介する。百合の事務所は“幸村・上杉法律事務所”の顧問会計事務所であり、クライアントでもあった。百合は、チカと甲斐に、大河原を解雇したいから助けてほしい、と頼む。