横浜流星が主演し、国内初“NeRF”を使用した短編映画「MIMI」も上映される、短編オムニバス映画「MIRRORLIAR FILMS Season5」が、5月31日(金)に劇場公開。カラオケ店など非劇場(2070カ所)での上演、Leminoにて配信、DVDリリースも決定している。
「MIRRORLIAR FILMS」は、伊藤主税(株式会社and pictures)、山田孝之、阿部進之介が主催するクリエーターの発掘・育成を目的とした短編映画制作プロジェクト。若手監督や俳優、漫画家、ミュージシャンなどが多数参加し、すでにSeason1~4全36作品の短編映画を制作し発表している。
最新作・Season5は、5月31日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて2週間限定で劇場公開。劇場公開後、カラオケなど非劇場(2070箇所)での上映、ドコモの映像配信サービス・Leminoにて配信、今秋にDVDリリースも決定している。
横浜が主演する「MIMI」は、「MIRRORLIAR FILMS Season5」の1作品。本作は、「MIRRORLIAR FILMS」プロデューサーの山田が発案した「俳優は鏡をも騙(だま)す」という意味のプロジェクト名「MIRRORLIAR」を探求し、「鏡の奥を探る」をテーマとした短編映画となっている。
本作は今回の劇場公開に先駆けて、2023年5月21日に東急歌舞伎町タワー「109シネマズプレミアム新宿」にてプレミア上映を実施。2024年3月16日・17日に「MIRRORLIAR FILMS AKITA」で上映し、この度劇場公開となる。
本作は、最先端テクノロジーからアートを生み出すクリエイティブファーム「THINK AND SENSE(T&S内)」が、撮影・編集にAI画像生成システム“NeRF”を使用した国内初(※2023年6月調べ)の映画作品。“NeRF”を活用することにより、通常の撮影手法とは異なったカメラワークでの映像や、それに付随したミステリアスな雰囲気を演出している。
“NeRF”(Neural Radiance Fields)は、2020年に発表された、深層学習を用いたAI画像生成の技術。複数の視点から撮影された画像データとカメラの位置情報を学習リソースとしてニューラルネットワークのAIモデルを構築することで、高い精度で3D空間の形状を復元することができる。
この技術を用いることで、元の撮影データには存在しない自由な視点から対象物を見ることが可能となり、今後はMR(Mixed Reality)や映画・テレビの特殊効果、医療用の画像処理技術など幅広い分野での応用が期待されている。
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