初共演の永野芽郁&高橋文哉、互いの印象に「人懐っこくてかわいい」「年の近いお姉ちゃん」<からかい上手の高木さん>

2024/05/31 08:30 配信

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中学生のころに抱いていた未来、永野芽郁「20歳は大人だと思っていた」

――おふたりは中学生のころ10年後は想像していましたか?

永野:中学生時代は10年後のことは考えていなかったですね。それよりも20歳になったら…みたいなことは想像していました。そのときは20歳って大人だと思っていたので、結婚とかもしているのかなって。でも実際20歳になったときは全然変わっていませんでした(笑)。

もちろん結婚もしていませんし。運転免許を取得したりと、少し自由度が増えたぐらい。やっぱり5年ぐらいじゃ大人にはなれないですよね。大人になるって経験値と共に備わっていくのかなと実感しました。

高橋:僕は中学のころは本当に何も考えていませんでした。高校生になったらバイトしてお金を稼いで何かを買おう…ぐらいで(笑)。目先のことしか考えていないのは、今も同じかもしれません。

永野:今を生きるので必死だよね。

高橋:そうなんです。10年後こうなりたい! みたいなことは見えないです。

――これまで生徒役は多かったと思いますが、教師役というのは?

高橋:自分が教壇に立っている姿を客観的に見て不思議でしたが、教師を演じるからといってなにか特別意識したことはなかったです。ただ生徒たちの顔を見ていたら、どこか親しみやすい先生でいたいなという気持ちになりました。

永野:私は教育実習生の役で、教壇に立つのも3週間という設定だったので、先生といってもという感じでした。これまで生徒役は多かったのですが、役としてあまり先生と生徒…という距離感の役ではなかったので、先生だからという意識はなかったです。生徒役の子たちもちゃんとお芝居をして頑張っていたので、こちらが何か構えることはなかったです。

――原作ファンからは「聖地」と呼ばれている小豆島での撮影でしたが、作品のおすすめポイントを。

永野:全編小豆島でロケをさせていただき、島の温かい空気のなかで撮影ができました。その穏やかな時間の流れが映像にも映っていると思うので、この映画が忙しい日々が続く方の癒しになっていただければうれしいです。

高橋:原作を読んでいた方は「あの場所だ」と思っていただけるシーンがたくさんあると思います。原作を読んだことがない方も、小豆島の景色は本当に魅力いっぱいなので、そこで出会って過ごしてきた2人が織りなす世界観にどっぷりと浸っていただきたいです!

◆取材・文/磯部正和
撮影/下田直樹

永野芽郁
ヘアメイク/石田絵里子(air notes)
スタイリスト/岡部美穂

高橋文哉
ヘアメイク/池田豪(NICOLASHKA)
スタイリスト/鴇田晋哉