織田裕二“甲斐”、再審請求で苦闘…新米検事を上白石萌音が演じた最終話レビュー<SUITS/スーツ>

2024/06/05 11:30 配信

ドラマ レビュー

「SUIT/スーツ」Based on the 'Suits' series by NBCUniversal. Format licensed by NBCUniversal International Studios.Based on characters created by Aaron Korsh.(C)フジテレビ

少し前の作品に「こんな人も出ていたの!?」という驚きがあると、ドラマファンにとってはうれしい。FODでは現在、人気のフジテレビドラマを毎月5作品分、FOD・TVerにて毎日無料公開する「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」を開催中。対象作品の「SUITS/スーツ」(2018年10月期、フジテレビ系)は第1話(6月6日木曜まで無料公開中)ほか、期間限定でクライマックスまでを無料公開している。上白石萌音が“月9”ドラマに初めてゲスト出演した最終話を紹介する。(以下、ネタバレが含まれます)

甲斐の検事時代に疑惑の殺人事件が存在していた


「SUITS/スーツ」はアメリカのメガヒットドラマ「SUITS」を原作に、勝利のためには手段を選ばない弁護士・甲斐正午(織田裕二)と驚異の記憶力を持つ天才フリーター・鈴木大輔(中島裕翔)が、さまざまな訴訟を解決へ導く痛快エンターテインメント。

最終話となる第11話は甲斐が「最後の仕事になるかもしれない」と弁護士生命を賭けた本気の再審請求劇が描かれた。甲斐は、澤田仁志(市川海老蔵=現・十三代目市川團十郎白猿)から提供された資料から、自らが検事時代に担当した殺人事件が冤罪だったことを知る。上司だった柳慎次(國村隼)が重要な証拠を隠ぺいしていたのだ。