全米視聴率No.1を記録、NYを舞台に科学捜査官たちが難事件に挑む…「CSI:ニューヨーク」のあらすじと見どころを紹介

2024/05/31 18:00 配信

ドラマ

「CSI:ニューヨーク」より(C)2023 CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.

全米視聴率No.1を記録した傑作サスペンス「CSI:ニューヨーク」。海外ドラマ「CSI:科学捜査班」シリーズの第3弾となるスピンオフ作品だ。NY(ニューヨーク)で起こる様々な難事件に、科学捜査官たちが独自の得意分野を駆使して立ち向かっていく様子が描かれる。本記事では、同ドラマのあらすじや見どころを紹介していく。

雪景色の中での捜査シーンにも注目


CSI:ニューヨーク」の製作総指揮を務めるのは、「トップガン」や「アルマゲドン」など数々のヒット作を生み出してきた名プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー。リアルかつ緊迫感のあるシナリオで、実在する科学捜査機関「CSI」が最先端の科学捜査をおこなっていく。

そんな本作の舞台は、全米一の巨大都市ニューヨーク。人種のるつぼであり、きらびやかな摩天楼からホームレスのいる地下まで、様々な顔を持つ「眠らない街」では犯行現場も様々だ。次々と巻き起こる事件の多様性は、本作の最大の見どころとなっている。

また、冬の気温がマイナス20度を下回ることもあるニューヨークでは、雪景色の中での捜査シーンも登場。極寒の環境下での捜査は、本家の「CSI:科学捜査班」やスピンオフ作品「CSI:マイアミ」では見られないため、「CSI:ニューヨーク」ならではのシーンと言えるだろう。

犯罪学者、復顔の達人、元FBI捜査官など異色のメンバーが集結


そんなニューヨーク市警CSIのリーダーを務めるのは、元海軍将校で世界でも有数の犯罪学者の1人、マック・テイラー(ゲーリー・シニーズ)。捜査では犯罪方法だけでなく、動機の解明にも重点を置いている。私生活では9・11同時多発テロで妻を亡くしており、いまだその悲しみを乗り越えられずにいる。

また、CSIではマックに次ぐポジションで、“自由の女神”のニックネームを持つステラ・ボナセーラ(メリーナ・カナカレデス)も、本作に欠かせない人物。一流の知性、決断力、独立心を兼ね備えており、常に犯罪の被害者の心にも寄り添っている。

他にも、独特の感性と経験を持ち、法律を犯す立場と作る立場の両方を理解するユニークな倫理観の持ち主ダニー・メッサー(カーマイン・ジョビナッツォ)や、ニューヨークの町を知り尽くした若手刑事ドン・フラック(エディ・ケーヒル)、ニューヨーク市警の冷静な検死官シェルドン・ホークス(ヒル・ハーパー)、DNA解析を得意とするだけでなく犯罪心理学にも心得がある元FBI捜査官のジョー・ダンヴィル(セーラ・ウォード)、人類学の知識が豊富で、骨格からの人物特定や復顔(顔の骨から生前の顔を再現)ができる捜査官エイデン・バーン(バネッサ・フェルリト)など、様々な人物が登場。彼らの頭脳と個性豊かな人間性が繰りなす人間ドラマも、本作における注目ポイントの一つだ。