平尾帆夏「ここからあっちが違う世界に見えて…」粗イイネタ発掘企画、後半戦も大盛り上がり<日向坂で会いましょう>

平尾帆夏「ここからあっちが違う世界に見えて…」 ※画像はWEBザテレビジョン タレントデータベースより

テレ東の人気番組「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:05、Leminoにて配信中)。5月26日の放送では、「生肉で何が悪いの?粗イイもの」企画の後半戦を放送した。「らり砲」や春日が波乱を巻き起こした「ボイパ」など、世に出すには早そうな“ネタの原石”が次々と寄せられる。

粗イイもの企画後半戦を彩るのは「らり砲」


今回の企画は、前回に引き続き「発表するにはまだ早いか」と迷う特技・トーク・裏技をスタジオで披露していこうというもの。それぞれが持ち込んだネタを見て、オードリー若林正恭春日俊彰が「粗イイ」「どうにもできない」のどちらかに仕分ける。前半戦では「やせ我慢スッチ」、「ヒヨコの真似」などが発表されていた。

後半戦1発目の粗イイものは「らり砲」。特技を持つのは「ひらほー」の持ち主・平尾帆夏で、ドラゴンクエストの呪文で敵を眠らせる「ラリホー」にちなんだネーミングだとか。実態としては“動物を絶対に眠らせることができる”というもので、「鼻から頭にかけてなぞる」「尻尾付近をとんとんと叩く」といったペットショップで働いていた際に覚えた特技だと明かす。

さっそく実践ということで、スタジオに呼ばれてきたのはロングコートチワワのラムネ・10歳。制限時間3分で、いざスタート…したはいいものの、ラムネは一向に眠るようすがない。「あんまり喋らない方がいいんですかね?」と春日が聞くと、すかさず「そうですね、気が散っちゃうんで」と平尾。冗談でもなんでもなく、真剣な表情だ。

スタジオ内では静かな時間が流れ、なかには寝る演技をはじめる日向坂46のメンバーも。言葉もなく全員が平尾のフォローに回るチームワークこそうかがえたが、制限時間が過ぎてもラムネは眠らず…。しかし諦めない平尾は続行を希望し、スタジオの一角でラムネを抱きながら挑戦を続行することに。

続いて選ばれた粗イイものは「ボイパ」、これは富田鈴花の特技だ。「何でもできちゃうタイプなんですけど」と自信ありげに語りつつ、「1人だと寂しいので、春日さんと一緒に。私がボイパをするので、春日さんに普通に歌って頂きたい」と富田。それを受けて若林は「一応聞いた方がいいんじゃない?」と振ったところ、富田が「春日やれんの?」と真顔で圧をかける。思わず笑ってしまう春日を強引に巻き込み、2人のアドリブが始まる。

曲はさだまさしの「亭主関白」。いざスタートしたところ、意外なほど富田のボイパは本格的なものだった。しかし春日の歌とステップが“クセ強”過ぎて一旦中断の指示が。ラムネも春日の歌声に怯えているようすだった。

その後、松田好花も巻き込まれて春日を挟む形でのボイパに再挑戦したのだが、ボイパを掻き消す勢いの春日の歌にボイパ組が崩壊。またステップに夢中になった春日が富田の靴を踏んでしまうなどのトラブルが起きたのだが、若林は「めちゃくちゃ面白いよ」と高評価を下す。「まさに『粗イイ』って感じだよね」と、富田と松田のボイパも「粗イイ」認定されることに。

なお、ラムネはまだ眠っていないどころか目が先程よりもはっきり開いていて、「らり砲」の評価は未だ先送りとなった。

春日の歌声で崩壊するボイパ、足を踏まれる富田、情報量の嵐


平岡海月が持ち込んだ“話を聞き逃してしまったときでも周りの笑うタイミングに合わせて一緒に笑う”「シンクロ大爆笑」や、森本茉莉の“15秒ほど会話をするだけで相手の兄弟姉妹構成を当てられる”「天才的兄弟姉妹当て」も「粗イイ」の評価を獲得。

一方でひっそりスタジオの隅で続けられていた「らり砲」の結果はというと、番組終盤になってもラムネの大きな目はばっちり開いたままだった。カメラ目線も忘れず“プロ”根性も感じさせるラムネの辛抱強さに、これは「どうにもならない」の評価に。

平尾は次々「粗イイ」を獲得していくメンバーを横目に見ていたことに「ここからあっちが違う世界に見えて…」と語り、「ひなあい」に参加できていることは凄いことなのだな…と静かに分析していたそうだ。