櫻坂46、“沼落ち”必至…新センターら逸材ズラリの三期生解説 満員のBuddiesが待つ東京ドーム公演迫る

2024/06/12 11:10 配信

音楽 アイドル コラム

9thシングル「自業自得」を6月26日(水)にリリースする櫻坂46※提供写真

櫻坂46が6月26日に(水)に9thシングル「自業自得」をリリースする。山下瞳月が“新センター”を務める同曲のミュージックビデオが6月5日夜10時に公開されると、公開翌日の深夜には早くも100万回再生を突破。CDのアートワークも解禁され、6月15日(土)、16日(日)に東京ドームにて開催される「櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024新・櫻前線 -Go on back?-」の追加公演(ファイナル)へ向けて、Buddies(=ファン)のボルテージも急上昇中だ。同公演は既に注釈付き指定席、ステージバック席までもが完売状態で、各家庭の“昼食付き指定席”…いや、オンライン配信(※16日分のみ、Leminoほか)しか空いていない。櫻坂46が東京ドームで単独ライブを行うのは、初代キャプテン・菅井友香が卒業した2022年11月9日の「櫻坂46 2nd TOUR 2022 “As you know?”」ファイナル公演以来2度目。当時はまだ声出し解禁されていなかったにもかかわらず、アンコールで「Overture(欅坂46)」から菅井センターによる欅坂46「不協和音」のイントロが流れた瞬間、「うぉおおおおお!」とどよめきが起きたのはもはや伝説。あの光景を思い返して条件反射で泣けて来る人もいるとか。その時のライブを見学していた正式加入前の三期生たちが、今やグループになくてはならない存在として先輩たちと東京ドームのステージに立つのはエモい。次のライブでは彼女たちが先輩たちとどんな伝説を作るのだろう。そこで今回は、「櫻坂46に興味はあるけど菅井の卒業後は追えてない」という方へ向けて、菅井卒業後に入った個性豊かな三期生を中心に主観も交えて紹介する。

前回の東京ドームライブにはいなかった三期生たち

今回の東京ドーム公演は、8thシングル「何歳(いくつ)の頃に戻りたいのか?」を引っさげ、3月に4カ所で開催された「櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024新・櫻前線 -Go on back?-」の初日である福岡・マリンメッセ福岡公演のアンコールにて“追加公演”として発表された。キャプテンの松田里奈は「今の私たちなら、自信を持って東京ドームのステージに立てると確信しています」と頼もしいコメントをしていたのも印象深い。

前回の東京ドーム公演からのメンバーの変遷でいえば先代キャプテン・菅井が卒業した他、2023年4月に二期生の関有美子、同11月に一期生の土生瑞穂、2024年2月に一期生の小林由依が卒業。一期生3人、二期生13人と2023年1月に加入した三期生11人の総勢27人で今回のライブに臨む。

三期生は2022年に行われ、45014通の応募が集まったグループ初の単独オーディションで選ばれた精鋭たち。初参加した楽曲は、2023年2月発売の5thシングル「桜月」のカップリング曲で、初の三期生オリジナル曲「夏の近道」。MVやライブで女子高校生の制服をまといフレッシュに踊る姿も印象的だ。その後、6thシングル「Start over!」には、11月の千葉・ZOZOマリンスタジアムライブで満員の観客を“静寂”に包み込み、圧倒したパフォーマンスも衝撃的だった「静寂の暴力」や「Anthem Time」の2曲が収録された他、7th、8thシングルにも個性豊かな三期生曲がラインアップされている。三期生のみで参加した「新参者 Live at THEATER MILANO-Za」ではチケットが全公演即完売で完遂。櫻坂46の中心メンバーの1人である二期生・藤吉夏鈴も「集団として良くないですか?三期ちゃん」と語るぐらい“11人の集団”としても魅力的だが、個人としてもいろいろな意味で逸材ぞろい。

加入前は「先輩たちの生写真を集めるのが趣味」で、加入後早々に卓越したダンススキルと表現力が注目され、「静寂の暴力」のセンターから1年後、9thシングル「自業自得」では早くも表題曲のセンターを務めるラーメン大好き山下瞳月や、「夏の近道」のセンターを務め、山下と共に7thシングル「承認欲求」では表題曲フロントメンバーに抜てき、現在は「ラヴィット!」(TBS系)に水曜シーズンレギュラーとして出演中の谷口愛季、同じく「ラヴィット!」のシーズンレギュラーも経験し、三期随一のバラエティーセンスでいわゆる“外番組”でも活躍中の中嶋優月。最近では8thシングルで初めて表題曲メンバーに入り、楽曲にいい彩りを与えてくれる低音ボイスとクールな美貌、言葉選びの面白さでもファンをメロメロにする的野美青などもメディアに取り上げられることが多く、ファン以外も目にする機会が多いかもしれない。

村井優※画像はWEBザテレビジョン タレントデータベースより

まだいる!グループの次代を担う逸材たち


大きな目を見開きながらふわふわした言動を繰り返すも本人的にはツッコミ志望な村井優は、冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」(毎週日曜深夜0:50-1:20、テレ東)では天然ぶりをイジられがちだが、彼女の魅力はダンス部出身で運動神経抜群&バレエ経験者ならではのしなやかな身のこなし、一つ一つの動作にキレがあるからこそ目を引くダンスパフォーマンス。同期のみならず先輩メンバーからも一目置かれる実力で、ライブでは卒業したオリジナルメンバーのポジションに入ることも。

そして9thシングルで初めて表題曲に参加する村山美羽は実に“ステージ映え”するスタイルの良さ、努力に裏打ちされた力強いダンスと胸に響く歌声も注目の存在。見た目だけで言えばクールな印象を受けるかもしれないが、スイッチが入った時のライブでの表情、表現力は目を見張るものがあり、とりあえず彼女のパフォーマンスを「黙って見てて」ほしい。もちろんセンターポジションじゃなくても動きは際立っているが、三期生曲「何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう」や、先日の「8th Single BACKS LIVE!!」でセンターを務めた「マンホールの蓋の上」は、オリジナルメンバーともまたひと味違う破壊力があった。

村山美羽※画像はWEBザテレビジョン タレントデータベースより