<パリ五輪>高橋尚子、8大会連続でSPキャスターに就任 総合司会・安住紳一郎アナと3度目のタッグ「選手に寄り添いながら頑張りたい」

2024/06/03 12:00 配信

芸能一般

(左から) 高橋尚子、安住紳一郎アナウンサー ※提供写真

7月26日(金)に開幕する「2024パリオリンピック」において、TBSの中継のスペシャルキャスターに高橋尚子が決定。高橋は8大会連続でスペシャルキャスターを務める。また、総合司会には安住紳一郎アナウンサーが就任。安住アナウンサーは東京オリンピック、北京冬季オリンピックでも総合司会を担当、3大会連続で務めることとなる。

パリ五輪の放送テーマは「その壁を“超”えていこう」


今大会の放送テーマは「その壁を“超”えていこう」。4年分の思いを持って挑んでいく選手たちが、それぞれの「壁」を乗り“超”える瞬間に宿るスポーツのチカラを、そして、金メダルの瞬間だけではない、スポーツが持つチャレンジ精神・フェアプレー精神・グローバル精神・ダイバーシティ精神を、今大会で3回目となった高橋と安住アナウンサーのタッグで丁寧に伝えていく。

スペシャルキャスター・高橋尚子 コメント


オリンピックは特別な舞台でした。言葉が通じなくても分かり合え、思い切り勝負できる。人生が大きく変わった瞬間でした。4年に一度、選手たちは場所も世代も超え、“ここ”に集います。日本中、そして世界中の人々が同じ瞬間を共有できる素晴らしい大会に、今年もなると思います。

陸上競技女子やり投の北口榛花選手は東京オリンピックの悔しさを糧に、パリでは笑顔を見せてくれるはずです。サニブラウン アブデル ハキーム選手や泉谷駿介選手、田中希実選手、男女のマラソン代表も楽しみです。

また柔道の角田夏実選手と永山竜樹選手にも期待です。私自身がシドニーオリンピックで田村亮子さんと野村忠宏さんの金メダルに勇気づけられたように、開会式翌日の柔道軽量級は日本を勢いづけてくれます。

他にも、過去に取材をした卓球の早田ひな選手、バドミントンの山口茜選手やワタガシペア(渡辺勇大選手・東野有紗選手)、サーフィンの松田詩野選手、スポーツクライミングの森秋彩選手など、皆さんに思い入れがあり、注目選手を挙げればキリがありません。

そんな彼女ら彼らを突き動かす思いは何か。金銀銅だけでは語れないオリンピックの魅力をしっかりお伝えできるよう、選手に寄り添いながら頑張りたいと思います。

総合司会・安住紳一郎アナウンサー


東京、北京に続き3回目の担当となります。2大会ともコロナ禍での開催のためさまざまな制約がありましたが、今回、久しぶりに満員の観客で行われるオリンピック、非常に楽しみです。

アスリートの皆さんのパフォーマンスやコメントからいつも多くの力をもらっています。今回のオリンピックもスポーツ中継の原点を忘れず、スポーツの競技そのものをシンプルに楽しんでいただける放送スタイルで臨みたいと思います。

個人的に楽しみなのは、セーヌ川で開催されるという「開会式」です。オリンピック史上初めて、競技場を飛び出す開会式。芸術の都パリでどのような演出で行われるのか注目しています。

そして先日インタビューもさせていただいた、陸上・男子100mのサニブラウン選手、女子中距離の田中希実選手の活躍に期待しています。団体競技の注目は男子バレーボールですね。石川祐希選手、高橋藍選手ら史上最強といわれる日本代表。自分が生まれる前の1972年ミュンヘンオリンピック以来の52年ぶりのメダル獲得なるか。歴史的快挙が生まれるのではと、今からワクワクしています!

※高橋藍の高は正しくは「はしご高」