川尻の毒舌が冴え、阪神暗黒時代の濃厚さが改めて思い返された今回。「あんまり勝たないのに」という言葉が選手から漏れるほど、当時の閉塞感は強かったようだ。
とはいえ濱中が話していたとおり、相手チームの優勝が決まっていても試合の勝利を諦めない強い意志はまさしく“猛虎魂”。2002年の星野監督就任から開幕7連勝を遂げた勢いも、選手たちのハートに火をつけたのかもしれない。
数々の名試合がおこなわれてきた日本プロ野球。そうした名試合の裏側を、選手本人の口から語られるエピソードで覗けるのが同番組の面白みだ。選手本人の裏話だけでなく、今後もこうした語り継がれている名試合でのエピソードなどもどんどん深掘りしていってほしい。
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