“ミスター・ジューン”大谷翔平選手の6月好調の理由がわからない元MLB選手の西岡剛「なんで僕を呼んだの」<MLB's ON FLEEK>

2024/06/05 11:00 配信

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ABEMA野球公式YouTubeにて公開された情報番組「MLB's ON FLEEK」(C)AbemaTV,Inc.

2024年シーズンのメジャーリーグベースボール(MLB)の日本人選手の活躍や試合の見どころをまとめた情報番組「MLB's ON FLEEK」#7が、ABEMA野球公式YouTubeにて公開され、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の異名「ミスター・ジューン」に注目した。

#7では

【写真】「MLB's ON FLEEK」解説の元MLB選手の西岡剛(C)AbemaTV,Inc.


今回、公開された#7では、“ミスター・ジューン”こと、6月に調子を上げてくる大谷選手の例年の成績をおさらいし、2024年シーズンの活躍を予想した。

プロ野球での初勝利、MLB日本人選手で初のサイクルヒット達成、初の月間MVP受賞など6月に多くの記録を残している大谷選手の、過去3年分の月別ホームラン数をふり返ると、6月に15本塁打を記録した年もあり、天の声を務めるMLBジャーナリストのAKI猪瀬は「6月になると大谷選手が打ち出すと、現地のファンはみんな知っている」と太鼓判を押す。それを聞いた番組MCのさや香新山は「梅雨みたいなことか! 雨が多くなってくるみたいな感覚で、そろそろ大谷選手のホームランが多くなってくるな……みたいな」と独自の理論を唱えた。また、元MLB選手の西岡剛は「6月は暑すぎなくていい。7月に突入すると暑くてバテてくる」と選手目線で解説し、「僕は春と秋で成績をかせいで、夏場にバテて成績が落ちないようにキープしていた。これができれば、タイトル争いにからむことができる」とふり返った。

そして、大谷選手自身の発言をもとに、番組では6月に好調な理由を「シーズン序盤は打撃フォームの感覚を研ぎ澄まし、それが慣れてきた6月に爆発する」と分析すると、西岡も「6月は試合勘が冴えてくる時期。開幕時期は投手が有利で、打者はそれに反応していっているというバランスもある」とうなずいていた。

「ハードヒット率」


さらに番組では、打球速度が約153キロ以上の割合の指標「ハードヒット率」を紹介し、大谷選手のハードヒット率は、2023年シーズンの54.2%に対し、2024年シーズン5月時点ですでに60.8%という結果に、新山は「今年の大谷選手はすごく順調。なんで良くなった?」と問いかけると、西岡は「なんでだと思いますか?」と逆質問する。新山は「ドジャースには、大谷選手の前後に強力打者がいるから……?」と予想すると、西岡は「それはね、わからないですね」とキッパリ断言する。さや香のふたりから「よう聞き返したな(笑)」「わからないんですか!?」とツッコまれると、西岡は「データが出るから、そろそろ調子が悪い年も出てくるだろうと思っても、毎年、それを超えていく。だから、もう読めない(笑)」と大谷選手の異次元の活躍にお手上げとなる。新山は「ほんならなんで僕にふったんですか?」と追及すると、西岡は「なんで僕を呼んだのかわからない」となげき、「野球選手でもこんな感覚に陥るくらい、『大谷選手はスゴい』ということをお伝えしたい」と語った。

さらに、進行を務めるの瀧山あかねABEMAアナウンサーは、「芸人さんはいつが好調な時期なんですか?」とさや香にムチャブリすると、新山は「芸人も春先は感覚を研ぎ澄ましている時期。大谷選手の話を聞いて、『そうやんな!』ってなりました」との苦しまぎれの回答に、相方の石井は「夏休みの時期になると、1日12ステージをこなしたりする。その時期はバテておもしろくなくなる(笑)」と芸人事情を明かしていた。

「MLB's ON FLEEK」より(C)AbemaTV,Inc.