<鬼滅の刃>アニオリで鮮明にされた時透無一郎の解像度、モブ隊士のフォーカスも良き「無一郎くんの優しさを描いてくれてありがとう」

2024/06/04 16:35 配信

アニメ レビュー

テレビアニメ「鬼滅の刃 柱稽古編」第四話が放送(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

テレビアニメ「鬼滅の刃 柱稽古編」(毎週日曜夜11:15-11:45、フジテレビ系ほか/ABEMA・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)の第四話「笑顔になれる」が6月2日に放送された。毎話SNSを賑わしており、今回は恒例の「#鬼滅の刃」「アニオリ」の他、「時透くん」「紙飛行機」「モブ隊士」など複数の関連ワードがXトレンドにランクイン。視聴者が盛り上がったそれぞれのシーンを振り返っていく。(以下、ネタバレを含みます)

アニオリで鮮明にされる時透の解像度


「柱稽古編」は原作で言えば幕間のような短いパート。しかしながら、今後に関わる非常に重要なエピソードでもある。原作者・吾峠呼世晴が「人はいきなりは強くならない」として、担当編集者が提案する竈門炭治郎(CV.花江夏樹)の序盤修行シーンの短縮を断ったというのは有名な話だが、「柱稽古編」もまさにそれだ。

近づいてくる鬼舞辻無惨との決戦に向けて、炭治郎、柱、隊士たちはさらに強くなる必要がある。「柱稽古編」では“ムキムキ炭治郎”のように、その必要な成長が描かれている。それをさらに深掘りしたアニメ版は、たっぷりのアニメオリジナルでファンを毎回歓喜させている次第だ。今回はそんな「アニオリ」の中で、霞柱・時透無一郎(CV.河西健吾)の人物像が特にクローズアップされた。

テレビアニメ「鬼滅の刃 柱稽古編」第四話より(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable