12年前の事件の唯一の冤罪の証拠である動画が伊達原によって消されてしまう。明墨は、桃瀬(吹石一恵)の意思を継ぎ志水の冤罪を晴らすために奮闘を続ける。
一方、赤峰と紫ノ宮は、独自の視点で12年前の事件を洗い直す。しかし、そこに伊達原の魔の手が迫る。
――という物語が描かれる。
公式HPなどで公開されている予告動画では、「失うものがなければなんでもできますからね」という明墨のせりふと共に、明墨と伊達原の顔が代わる代わる映し出され、駆け回る赤峰と紫ノ宮の姿や、「あと少し時間をください」と志水に懇願する明墨の姿などが描かれている。
また、「同じ十字架を背負う」と発言する伊達原や、「無罪にすると約束いたします」と熱弁する明墨、「先生!」と大きな声で呼ぶ赤峰、「答えてよ!」とアクリル板越しにノートを突き付ける紫ノ宮など、自らの正義のために生きるそれぞれの姿も印象的。
さらに、「まだ救える命がある」「志水さんを救って」という桃瀬の声も。「手遅れになる前に声を上げませんか」と、時を越えて桃瀬の思いを継ごうとする明墨の必死の訴えが心に刺さる。
そして、ラストには、なぜか伊達原の手元に渡っている緋山のジャンパー。「明墨には恩もあったんでしょう?」とあざ笑う伊達原の声が、明墨の身近にいる誰かの裏切りを予感させる。
第9話放送を前に、SNS上では「伊達原のラスボス感がやばい」「裏切りって誰が!?」「緑川さん、どうか味方について!」「緑川さんと明墨先生の関係は?」「白木さんが事務所に来た理由も気になる」「志水親子にささやかで温かい生活が戻りますように」といった声などが上がり、話題となっている。
「アンチヒーロー」第9話は、6月9日(日)夜9:00よりTBS系にて放送。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)