小田井涼平、極上のビーフシチューに「ほぼステーキです!」西洋文化感じる港町・函館で見せた“隙”のコミュニケーション

2024/06/06 12:00 配信

バラエティー レビュー

「小ボケ」を活用しながら、距離を縮める小田井


今回の旅でもさまざまなシーンで場を和ませ、盛り上げていた小田井の小ボケ。小田井本人は「しょうもないボケをして…」と謙遜していたが、ウケてもスベっても相手との距離を縮めることには成功する小田井の必殺技だ。

たとえば金森赤レンガ倉庫の函館オルゴール堂では、アンティークオルゴールの楽曲に「純烈の曲は入ってないですか?」ととぼけてみせた場面。森商店woodsでホッケフライカレーの異色な組み合わせに「ホッケにした発起(ホッケ)人ですか?」とサラッと聞く場面。そして五島軒に入館するやいなや、社長の代わりに飾り物の鎧に「どうもこんにちは!」と挨拶する場面…。

ボケることで相手を笑わせ、「ちょっとちょっと…!」とツッコませる余地を残したコミュニケーション。その本質は初対面の相手と距離感をグッと縮めるためのツールだが、本人の茶目っ気もあっていやらしく見えないのがまたニクい。今後の旅でも、どこかで飛び出すであろう“人と触れあうための”小ボケ。単純な言葉だけではなく、随所から優しさがあふれる小田井のコミュニケーションに期待したい。

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