コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、アイドルプロデューサーが魔物をスカウトしようとする姿を描いた「敏腕プロデューサーのアイドル探し旅～カリブ海編～」を紹介する。作者のめだ太郎さんが、5月3日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、4.4万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、めだ太郎さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
船上にいると、なにやら声が聞こえてくる。「クソっハーピーだ!! 声を聞くな!! 人を惑わす効果がある!!」と言う乗組員。遭遇したのは、翼が生えた女性の姿をした魔物“ハーピー”。それを聞いていた眼鏡の男は「ふーむ…」となにか考えている。
すると次の瞬間、「あの…僕プロデューサーなんですが…歌手とか興味ありませんか？」とハーピーに名刺を差し出す。名刺には、「アイドルプロデューサー アイ太郎」と書かれており、アイ太郎がハーピーにスカウトをしている様子を見て、乗組員は「ちょっ何やってんすかお客さん!! 相手は魔物ですよ!?」と詰め寄る。
名刺をみたハーピーは「カシュ…？」と不思議そうに呟いた。ハーピーのリアクションを見たアイ太郎は、「…やっぱ無理かな？」と様子を伺うと――。
この物語を読んだ人たちからは、「かわいい」「めっちゃタイプだァァァァ！」「これは敏腕プロデューサー…」「理解していない表情がまたいいな…」など、ハーピーに心を奪われたコメントが寄せられている。
――『敏腕プロデューサーのアイドル探し旅〜カリブ海編〜』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
知人との会話で生まれました。「歌うのが得意な魔物がアイドルやったら面白くないw？」みたいな感じでした。
――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい！」というポイントがあればお教えください。
1p目の羽のモフモフ感にかなりこだわりました。フキダシでほぼ隠れてしまいましたが(笑)
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
2p目の歌っているシーンの顔ですかね。「魔物なのでアイドルというものについてはよくわかってないけどとりあえず歌ってる」感をよく描けたんじゃないかなと思ってます。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか。
人との会話やネット上の動画や画像とかの中から、「これ好き」と思ったものを大量にメモしておいて、そのネタに合うの絵面が思いついたら作品にしています。
――登場人物ごとに吹き出しの色やフォントが変えられており、それぞれの声が想像しやすかったです。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか。
画面の見やすさにはこだわってます。基本的に文字の多さと読みづらさは比例すると思っているので、文字より絵で内容を表現するようにしています。最悪文字が無くても絵だけで何となくストーリーが理解できるような漫画を意識しています。
――今後の展望や目標をお教えください。
もっと面白いと思ってもらえるような漫画を作りたいと思ってます！
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします！
フォローしてくださぁい！
この記事の関連情報はこちら（WEBサイト ザテレビジョン）