第8話は――
軽井沢で詩史(板谷由夏)と甘い時間を過ごしていた透(永瀬廉)。しかし別荘に詩史の夫・英雄(甲本雅裕)が現れ、夢のような時間は唐突に終わりを告げた。
そんな状況にも関わらず、「楽しかったわね」と余裕の笑みを浮かべて冷静に自分を送り出した詩史に翻弄され、戸惑う透は、「私は、あなたの未来に嫉妬しているのよ」という言葉を思い出し、彼女に捨てられたことを実感するのだった。
それから何も連絡がないまま夏が終わった。ある日、透は意を決して詩史の事務所を訪れる。飄々とした詩史の態度に、透はついに声を荒げ、「僕じゃなくて、あの人を捨てればよかったんだよ!」「あの人と別れてよ」と本心をぶつける。
一方、喜美子(MEGUMI)との関係が表沙汰になり、全てを失った耕二(松田元太)は、就職活動で訪れた面接会場で、由利(なえなの)と再会してしまう。由利からある衝撃的な言葉を聞いた耕二は、思わず走り出す。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、「でも僕は捨てられた」と、詩史を向かい合い話す透の姿からスタート。
「ずっと考えてた。詩史さんがあの人じゃなくて、僕を選んでくれたらって。僕じゃなくて、あの人を捨てればよかったんだよ」と伝える透。「そんなにあの人のことが好き? 僕よりも?」と思いをぶつける。
一方、スーツ姿で走る耕二の姿も。「出会わなければよかったなんて…言わないでよ」と目に涙を溜めながら話す耕二。
最後には、「あの人と別れてよ」と、詩史へ切実な気持ちを伝える透の様子が切り取られている。
予告動画にSNSでは、「代償が恐ろしい…」「幸せなモノローグが不穏」「最後まで見守ります」などといった声が寄せられている。
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