アンジュルム為永幸音&後藤花が語る女性ファンを集める強さ、佐々木利佳子への思い「言葉と行動にする大切さを教えてくれた」

2024/06/16 10:00 配信

音楽 アイドル インタビュー

【写真】シン・おはガール(2023年度)としても活躍! キュートな最年少、後藤花撮影=鈴木康道

後藤「佐々木さんは言葉にして伝える大切さを教えてくれた」


――後藤さんは加入してからの1年。佐々木さんとの思い出深い出来事はありますか?

後藤:佐々木さんって、とても温かくて、愛をストレートに伝えてくださる人なんです。うれしいことも、楽しいことも、相手に対してちゃんと言葉にして、行動にして伝えることの大切さを教えてもらえました。佐々木さんと話すたびに卒業されることを実感しますけど、話していると佐々木さん自身はもうこれからの方に向いているんだというのをすごく感じます。

私たちへのことも、自分のことも、しみじみとした感じではなくて、とても明るい言葉。一つ一つからそういう前向きな気持ちが伝わってきます。佐々木さんが卒業したあとのアンジュルムがどうなるのか。私たちだって不安はありますけど、だからこそ頑張るという気持ちの方が強いです。

――後藤さんは加入前のハロプロ研修生時代から「おはスタ」のシン・おはガール(2023年度)を務めていました。大変だったこと、楽しかったこと。振り返ってみてこの1年はどうでしたか?

後藤:大変なことはありすぎて、自分の中で理解できないくらいいろいろなことが日々重なっていくような体験でした。1日が終わるのが早すぎて、もう自分が間に合わない!みたいな。それでも楽しすぎることがたくさんあって、頑張らないといけないこととを両立させていくことが逆に楽しかったです。

「おはスタ」のときは朝が早くて、そのあとに学校に行って、終わったらレッスンやリハーサルというサイクルでした。正直もう何があったか記憶にないほど目まぐるしくて大変でしたけど、今頑張ればあとが楽になると思えば頑張れるし、佐々木さんをはじめ、先輩メンバーが支えてくれていたおかげで毎日とても楽しく過ごせていました。

1年間、私的にはすごく短く感じて、でも、そう感じるということは、1日1日を頑張って過ごしたからだと思うし、充実した1年だったなと思います。だからこそ、次の1年が今よりもっと短い1年なのか、それともゆっくり過ぎる1年のか。またその次の1年がどういう風になるのかがとても楽しみです。

佐々木利佳子を感じる“愛”の曲「THANK YOU, HELLO GOOD BYE」


――トリプルA面シングルの1曲「THANK YOU, HELLO GOOD BYE」は、佐々木さんの卒業曲と言えるフィーチャリングソングです。聴いたときはどんな気持ちになりましたか?

後藤:歌詞が本当に良すぎて、私は為永さんと仮歌を聴いたんですけど、もう最初から泣いてしまいました。為永さんはレコーディングでも泣いて。

為永:いろんな感情があふれてきて涙が止まらなかったです。

――作詞作曲は中島卓偉さん。アンジュルムには「大器晩成」など幾つも楽曲提供をされていて、縁の深い方です。

為永:卓偉さんが作ってくださるというのは知っていたんですが、「友よ」(作曲・中島卓偉。田村芽実の卒業シングル)もあるので、どういう曲になるのか、みんなで想像しあっていましたね。佐々木さんと言えばロックなので、ものすごいロックな曲になるのか。普段の佐々木さんらしい、明るく楽しい、振り切った感じになるのか。それともしんみりした卒業曲になるのか。どっちだろうね?って。

後藤:“愛”という、とても大きな曲ですよね。佐々木さんを感じさせる曲だし、佐々木さんへ「ありがとう」という感謝の気持ちをたくさん伝えられる曲をいただきました。

20歳になり、ぐっと大人っぽくなった為永幸音撮影=鈴木康道