長谷川博己“明墨”、花束を持って現れた野村萬斎“伊達原”に挑発されるも反論できず…<アンチヒーロー>

2024/06/09 11:06 配信

ドラマ レビュー

順調に行くかと思われた明墨の前に伊達原が立ち塞がる


明墨は、紗耶を連れて志水に面会に行った。志水は「人を殺してなんかいない」と伝えた上で、「悪いことをした」と言って、会社の金を横領してしまったことを告白。そんな父親はいない方が紗耶は幸せだと思ったという志水に対して、紗耶は「何それ? 私がどうしたら幸せかは私が決める。なんで私を置いてったの? ずっと信じてたのに。私はずっとずっと寂しかった。犯罪者でもなんでもいいから、ずっとパパと一緒にいたかった」と涙を流し、心の内を伝えた。

紗耶と面会したことで、志水も冤罪を晴らしたいという気持ちになり、大きく動き始めた。しかし、そう簡単にはいかなかった。

周到に用意し、江越から証拠の動画を受け取るところまで行ったが、検事正の伊達原(野村萬斎)が先回りしていた。明墨らよりも先に江越に接触し、闇バイトによる他の余罪を見逃すことを条件に証拠の動画を伊達原に渡していた。

完全にしてやられた明墨のところに伊達原が現れ、「遅ればせながら弁護士事務所を始めたお祝いに」と花束を渡した。挑発されても反論できない明墨。この状況からどう反撃するのかが気になる。

◆文=ザテレビジョンドラマ部