前田拳太郎“大作”、奥智哉“丘十郎”らが無邪気にはしゃぐ様子がほっこり&切ない<君とゆきて咲く>

2024/06/09 15:42 配信

ドラマ レビュー

丘十郎が「泳げないのか?」と驚くと、大作は小川に入って水をかけ出す


町中は長州藩をはじめとする討幕派の勢いが増し、張り詰めた空気がみなぎっていたが、田舎町は穏やかな時間が流れていた。任務が思ったよりも早く終わり、帰り道に小川に差し掛かると、丘十郎が少し休んでいかないかと言う。稽古好きの丘十郎が言うことに珍しがっていると、新之丞が小川に魚がいることを見つけて、晩ご飯にしようと意見が一致する。

大作以外は小川に入り、魚を捕まえようとするがなかなかうまくいかない。丘十郎が手伝えと言うと大作は嫌がり、丘十郎は「泳げないのか!? お前にそんな弱点が…」と驚く。大作は「泳げるよ!」とむきになって羽織を脱いで小川に入っていく。転びそうになる大作に丘十郎が余裕の表情で手を差し伸べると、大作は「泳げるってば!」と言って丘十郎に水をかける。

丘十郎がやり返して2人で水をかけ合い、新之丞と南無之介も参戦。4人で水をかけ合ってはしゃぐのだった。

普段は気を張って稽古と生活をしている彼らが、子どものように戯れる姿にほっこり。しかし、本来なら彼らは無邪気に過ごせたはずだと思うと、逆に切なくもなった。

◆構成・文=牧島史佳