第8話は――
「生きて――」上野香澄(平岩紙)は呟き、晴原を庇って土石流に巻き込まれた。晴原が目を覚ますと緊迫した空気が漂っており、丸山ひかる(仁村紗和)が5年前の関東南部豪雨で何があったのかを語り始めた。
5年前、上野と一緒にいた灯は、上野の息子・海斗(石塚陸翔)が危険区域にある保育園に取り残されていたことを知り、怪我をしていた上野の代わりに「必ず戻ってくる」と言い保育園へ向かった。ひかるは当時その保育園で働いており、そこへやってきた灯、そして海斗と共に避難したのだが途中ではぐれてしまったという。そして灯は、海斗を庇って亡くなった。
3カ月後、SDMは活動停止となっていた。そんな中、テレビのお天気コーナーには気象予報士の試験に合格した雲田が出演し、晴原は今すぐにやらなくてもいい研究に没頭している。心配してやってきた優吾と早霧だったが、晴原はSDMに対して後ろ向きになっていた。そんな中、彩の気象解析により危険な雷が起こる可能性が判明。命を守るため奮闘する彩だったが、SDM本部に突然、海斗がやってくる。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「どう責任を取るおつもりですか?」「SDMは運用停止」と、SDMが追い詰められていく場面からスタート。
そして、晴原に「予測すること、避けてませんか?」と問いかける雲田。雲田は、SDMが活動停止している中、気象予報士の試験に合格したことから気象解析を続けていた。しかし、「熱雷が起こり始めたら伝える必要があります」と気象予報士としての仕事を全うしようとするが、「確実じゃないとテレビで流せない」と却下されてしまう。
また予告編の最後には、謎の政治家の姿が映し出される。
第8話放送を前に、SNS上では「いろいろと切ない…」「8話は四季さんが見れる!」「SDMにどうか味方が増えますように…」「謎の政治家…誰?」などの声が上がり、話題となっている。
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