<転スラ>リムル、ディアブロ、ルミナスの新技&無双に、「七曜瞬殺…」「あっけなかった」と反響

2024/06/12 20:15 配信

アニメ レビュー

アニメ「転生したらスライムだった件 第3期」第58話が放送(c) 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

サラリーマン・三上悟がスライムのリムル=テンペスト(CV:岡咲美保)として異世界に転生、さまざまな種族が共に暮らせる理想の国作りに奮闘する「転生したらスライムだった件」(毎週金曜夜11:00-11:30ほか、日本テレビ系ほか/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・TVerほかで配)。2021年以来となるTVアニメシリーズ第3期では、「魔王達の宴(ワルプルギス)」を経て正式に魔王となったリムルの元へ、魔物を敵視する神聖法皇国ルベリオスの聖騎士団長・ヒナタ(CV:沼倉愛美)が訪れる「聖魔対立編」が描かれる。第58話(第3期10話目)は、ついに表舞台に姿を表した「七曜」の老師たちとの対決を描いた「神と魔王」。(以下、ネタバレを含みます)

最高の咬ませ犬感を演出した七曜


リムルたちの前に姿を現し、奇襲によりヒナタを瀕死に追い込んだ七曜の老師たち。ルミナスの意思に背いたとしてヒナタに神罰を与えようとする七曜だが、ヒナタを死なせたくないリムルはこれを拒否。そんななか、前話から違和感を醸し出していたギャルド(CV:駒田航)の正体が七曜の成りすましであることが発覚、さらにディアブロ(CV:櫻井孝宏)からすべての黒幕が七曜であると報告が入ると、リムルは七曜を「敵」と認定する。強力な結界で防御を固める七曜だが、シオン(CV:M・A・O)のスキル「料理人(サバクモノ)」の攻撃で亀裂が走ると、焦りつつ合体技「聖三位霊崩陣(トリニティブレイク)」を発動。リムルがこれを「暴食の王(ベルゼビュート)」の捕食で防ぐと、七曜はさらに「三重霊子崩壊(トリニティディスインテグレーション)」で攻撃。しかしそれすらも「誓約之王(ウリエル)」の絶対防御で、リムルに傷ひとつ負わせることはできなかった。形勢不利とみて逃走を試みる七曜たちだが、そこで彼らの前に現れたのは、ルミナス・バレンタイン(CV:Lynn)だった。

七曜の老師たちvsリムルは、リムルの圧勝で終わった。七曜たちが絶対の自信を持つ「三重霊子崩壊(トリニティディスインテグレーション)」が発動した瞬間はリムルも本気で焦っていたことから、魔王になる前のリムルであれば負けていた可能性も高く、七曜も相当の実力者なのだということが伺える。ちなみに「霊子崩壊(ディスインテグレーション)」は、かつてアダルマン(CV:杉田智和)がシュナに対して使った聖属性の最強魔法だが、今回はそれが三重に重ねられているものであり、リムル以外では防ぐのが難しかったと思われる。七曜たちが終始余裕の態度だったことも、この必殺技があることを考えれば頷けるというものだが、現在のリムルがあまりにチート級の実力の持ち主のため、七曜が完全に咬ませ犬に見えてしまったのが面白い。ちなみに七曜の結界にヒビを入れたシオンの攻撃は、「智慧之王(ラファエル)」によるとリムルにもダメージを与えることが可能らしく、これにはリムル自身も驚いていた。SNSでも「シオンやばすぎだろw」「シオンの成長が限界突破してる」などシオンの成長に多くの驚愕の声が寄せられていた。

アニメ「転生したらスライムだった件 第3期」第58話より(c) 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会