「アベンジャーズ」をはじめさまざまな作品を生み出してきたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。6月13日は、そのマーベルヒーローの1人“キャプテン・アメリカ”を演じるクリス・エヴァンスの43歳の誕生日ということで、キャプテン・アメリカの活躍を一挙振り返る。
アイアンマン、ソー、スパイダーマン、ドクター・ストレンジなど様々な性格・能力・背景をもったヒーローたちが集結し、世界を救うためにチームとして強大な敵に挑む“アベンジャーズ”の物語。その魅力を語るうえで絶対に欠かせないのがキャプテン・アメリカ。キャプテンは、驚異的な耐久力・腕力・速度を備え、盾を身体の一部のように使いこなす高い格闘スキルでどんな敵にも臆することなく立ち向かう、まさに正真正銘の“ヒーロー”だ。
このキャラクターを長年演じてきた俳優クリス・エヴァンスは「この役を通して経験させてもらったことを、僕個人としても俳優としてもとても大切に思っています。彼は様々な葛藤や犠牲、友情の危機など多くの壁に直面してきたけれど、その度に深みを増してきたキャラクターなんです」と語っており、クリス自身にとっても重要な存在であることがうかがえる。
元々小柄で貧弱な体質だった青年スティーブ・ロジャースが伝説のソルジャー“キャプテン・アメリカ”になるまでを描いた「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」。
愛国心が強く、人々を救うためなら自己犠牲もいとわないスティーブは、戦争中に兵士に志願するも恵まれない体格を理由に入隊を断られた。そんな中、アメリカ軍が人間の身体能力を極限まで高める超人血清の実験を極秘に進めていることを知り、スティーブは実験への参加を志願する。見事実験に成功したスティーブは筋骨隆々な史上最強の兵士へと生まれ変わり、天性の熱い正義感とかけ合わさることで世界初のスーパーヒーローとなった。
捕らえられた仲間を救うため敵国の基地に切り込み隊長として乗り込んだり、祖国を狙う敵の飛行機を自滅覚悟で墜落させたりと、自分のことは二の次で仲間を助けることに全力を注ぐ姿は、まさに“正真正銘のヒーロー”といっても過言ではなく、観る者の心を熱く震わせる。
地球侵略を企むロキから人類を守るため、国際平和維持組織 S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーによって集められたキャプテン・アメリカ、アイアンマン、ハルク、ソー、ブラック・ウィドウ、ホークアイら最強の力を持つヒーローたち。
フューリーから“アベンジャーズ”として互いに協力しながらロキの目論見を止めるよう指示されるも、半ば強引に集められた彼らのチームワークは最悪。戦場に出てもチームで戦ったことのない彼らはなかなかまとまることができず、苦戦を強いられる。
そんな絶体絶命の状況を覆すのがキャプテン・アメリカだ。次から次と押し寄せる敵に臆することなく、アベンジャーズ一人一人の能力を冷静に見極め的確に役割を指示し、チームを勝利まで導く。普段他人の指示を受けないアイアンマンも「どうするキャプテン」と頼るなど、アベンジャーズにとって頼もしいまとめ役であることは間違いない。
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