――草川さん演じる竜と桜井玲香さん演じる華奈が主人公になっている、スピンオフドラマの見どころを教えてください。
スピンオフドラマは、本編で描かれなかった竜のことをさらに深掘りできる内容になっています。会話劇のような内容なので、その会話のラリーもすごくやりがいがありました。ちょっとバトルしているかのような感じもあって、演じていてワクワクしました。
竜の気持ちや、ぶっきらぼうに見えてちゃんと他人のことを考えている思いやりのあるところとか。そういうかわいらしくて、愛らしい部分がより伝わるんじゃないかなと思います。
――スピンオフドラマでは、好きだった人に対して「あの人が笑ってくれていたらいい」という竜のセリフが印象的でした。草川さん自身も好きな人に対しては、そういう想いを持つタイプでしょうか。
どちらかと言ったら、僕は好きな人を笑わせたい。笑顔にしたいですね。多分、竜も本当は好きな人を笑わせたいんです。でも、正直無理なことが分かっているから「笑ってくれたらいい」と思っているのかなって。ベースには、自分が幸せにする。幸せにしたい気持ちがありつつも、それが叶わないから「笑ってくれたら」につながっているように思います。だから、僕もどちらかというと自分が笑顔にしたいですね。
――本編では、安達祐実さんや櫻井海音さんとのシーンも多かったですよね。撮影はいかがでしたか。
安達さんは、この作品の前に超特急でやらせていただいたモニュメンタリードラマにゲストで来てくださったんです。そのときはあまりお話ができなかったので、今回たくさんお話させていただけて、すてきな方だなと改めて感じることができました。
海音くんとは、合間にギターのコードを教えてもらったりしていましたね。海音くん演じる瑛斗とは、バンド仲間という関係性。お互いに信頼しあっている感じもありつつ、仲がいいからといってすべてに踏み込んでいいわけではない、という絶妙なバランスをうまく表現できたらいいなと。2人のお芝居のときは、そこを意識していたように思います。
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