永瀬廉&松田元太、最終回を目前に「この恋を通じてどう成長したかを見届けてほしい」<東京タワー>

2024/06/15 19:00 配信

ドラマ インタビュー

お互いについて「すごくリスペクト」「相乗効果を感じていました」


――撮影を通して、お互いに刺激を受けたことや、すごいと思ったことはありますか?

松田:お芝居に対する向き合い方が本当にストイックだなと思いました。でもシーンではない休みのときはほわんとしてギャップもあって。

一つひとつ100%以上のパワーで全て演じていたので、透もすごく好きですが、永瀬廉という人に対してもすごくリスペクトで、すてきだなと。好きになっちゃいました。

永瀬:元太の耕二のリアルさというか、とても魅力的に演じてくれて、元太にしか出来ない耕二をやってくれた気がします。

元太が演じる耕二だからこそ透もよく見えたり、その反対もあったり、そういう相乗効果は、近くでお芝居する中や放送を見る中で感じていました。

――チャレンジングなシーンが多かったと思いますが、この役を演じた前後で心境に変化はありましたか?

永瀬:まさか自分が、“許されざる恋”をテーマとした作品に出られるとは思っていませんでした。想像していなかった出会いは僕にとって刺激になりましたし、なかなか経験できる役ではないので、ありがたかったしうれしかったですね。

自分が思っていないことが今後も起きるんだなと思うと、今回を経て、より仕事をしていくのが楽しくなりました。たくさんの方に見ていただき、身近なところで反響を感じられたことも大きいですが、いろいろな意味でモチベーションを与えてくれた作品だったと思います。

松田:いろいろ考えさせられるストーリーでもありましたし、前回演じていた(松本)潤くんとはまた違う令和の耕二を、自分にしかできない役にしたいなと思っていました。その上で、廉と共演できたというご縁もあり、MEGUMIさんや板谷さんもそうですし、たくさんの方とのご縁で、今後も成長していきたいと思える撮影の日々でした。

お芝居の楽しさを改めて教えてもらえましたし、Travis Japanにお土産を持って帰れるようにしたいなという風に強く思えた経験だったと思います。

――最後に、最終回の見どころを教えてください。

永瀬:それぞれの関係性がどう変わっていくかというところで終わっていたのが8話。そして、透からの告白に対して詩史さんが何て返事をするのか。…耕二は?

松田:耕二は、喜美子さんに対しての好きという気持ちがどんどん本気になっていって、その気持ちを直接ちゃんと伝える。それを受けた喜美子さんが、どう受け入れて噛み砕いていくか。ハラハラドキドキが詰まりに詰まっています。

永瀬:8話まで、透と耕二は本当にいろいろなことを経験して、いろいろな気持ちをもらって、いろいろな感情になって、その上で9話を前にそれぞれの気持ちを伝えています。詩史さんと喜美子さんがどう応えて、対する透と耕二がどうなっていくかまで最終回では描かれているので、最終的に二人がこの恋を通じてどう成長したかを見届けてほしいなと思っています。