緊迫の最終回目前…武田玲奈&渡邊圭祐&渡邉美穂、撮影現場は和やか「お腹が鳴り過ぎて部屋から出されました(笑)」<あなたの恋人、強奪します。>

2024/06/15 06:30 配信

ドラマ インタビュー

ゲストキャストの“能力”に感動「うらやましいなと思いました」


――ヒナコは劇中で強奪相手のタイプを分析してなり切る“能力”を発揮していますが、皆さんは「こんな能力があったらいいな」と思うことはありますか?

渡邊圭祐:依頼人をはじめ、強奪相手とそこにまつわる人たちとゲストの方がすごく多い作品でした。その中で、とあるゲストの方がスタッフさんの名前を全員覚えていらして。さらに武田さんのマネジャーさんの名前まで覚えていたんです。僕、名前を覚えるのがめちゃくちゃ苦手なので、その能力は本当に欲しいなと思いました。

渡邉美穂:それは、どこかで誰かが呼んでいるのを聞いてってことですか?

渡邊圭祐:現場に入る前に名前を覚えてから来るんだって。その上で、現場に来て呼び合っているのを聞いてどれがどの人かを把握しているらしいです。

武田:すごい!

渡邊圭祐:「誰かと話しているときに名前が飛び交っていたからそれを覚えたんだよね」と言っていました。武田さんのマネジャーさんまで知っているので、同じ事務所なのかなと思っていたら全然違うらしくて。すごすぎて逆に怖くなっちゃって(笑)。でも、うらやましいなと思いました。

武田:その能力は確かに欲しいかも。私はやっぱり、移動時間を短縮できる能力ですね。能力というか魔法みたいな話になっちゃうんですけど(笑)、休みの日にたくさん予定を入れるタイプなのですが、移動があると大変なので…。

渡邉美穂:分かります…。私は、寝なくても動ける体力と精神力が欲しいです! ゲストでいらっしゃった方に、ショートスリーパーの方がいらしたんですよ。「今日も2〜3時間睡眠だけど、1日中の撮影でも全然平気でした」と、朝から晩まで一切眠そうな雰囲気もなくて。

人生で考えると、8時間睡眠の人と比べて活動できる時間が圧倒的に多いじゃないですか。そういう能力がない人が無理するとただ体調を崩すことになりますが、それで無理なく良いパフォーマンスができる能力があれば、もっと時間をいろいろなことにあてられるのかなと思ったら、うらやましいです。

――最後に、視聴者にメッセージをお願いします!

渡邉美穂:恋人を強奪するというテーマの中で、愛の形はひとつだけじゃなく、いろんな原因によってそれが捻じ曲がったり歪んだりする人間模様も細かく描かれている作品です。何よりも、これまでのオフィスCATの面々が強奪していくさまを目に焼き付けていただき、最終話でもスカッとする爽快感を最後まで楽しんでいただけたらと思います。

渡邊圭祐:ストーリーもさることながら、ヒナコの変身を見ているだけでも楽しめるドラマでした。何本も恋愛ドラマを見た感覚になれるところも魅力でしたし、第9話からは陽介の過去、パーソナルな部分が描かれていて、ヒナコさんとの関係がどうなっていくのか…にもぜひ注目していただきたいです。

武田:お二人が言ったように爽快感や、別れさせ屋とは違った新しい強奪というサービスがどういうものかを楽しんでいただける作品だと思います。私、ヒナコの何にもとらわれない考え方やせりふがとても好きなんです。そういうせりふにも注目してもらいたいです。皆さんの悩みを解決するヒントになる言葉もたくさんある作品でした。最終話でのヒナコの活躍にもぜひご期待ください。