2024/06/28 12:05 配信
漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、いまや日本が誇る文化として海外でも広く親しまれているコスプレ。5月19日には、大型コスプレイベント「ホココス2024 ~南大津通歩行者天国COSPLAY~」(ホココス2024)が愛知・名古屋市中区にて開催。東海地方はもちろん、全国各地から大勢のコスプレファンが集結し、開催エリアは大盛り上がりとなった。WEBザテレビジョンでは、そんな「ホココス2024」を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。撮影とともに、それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。
原作の雰囲気を忠実に再現できるように細部までこだわりましたが、その中でも特に注力したのが、ウイッグの縦ロールと髪飾り、それと帯にある髑髏の造形です。これらにも注目してもらえるとうれしいです。
顔がほとんど出ていないキャラクターですが、目元やウイッグの造形で“狂骨らしさ”を表現するよう意識しました。特にハネのラインの形にはこだわっています。それと立ち姿でもキャラの雰囲気を出したかったので、シルエットの再現にもこだわりました。
こちらのバージョンの衣装ではブーツが独特の形をしているので、その再現に注力しました。既製品のブーツをベースに改造したものなんですけど、“エッグヘッド編”の世界観に合わせて未来っぽいデザインになるよう、素材の質感や色味にもこだわりました。
こだわったポイントは衣装の色味です。衣装そのものは既製品ですが、ボタンの色味が自分の解釈とは違ったので、いろいろ探してもっともルフィのイメージに合うものと付け替えました。ウイッグは「ONE PIECE」好きの友人に依頼して、作成してもらったものになります。
こうして大盛況のうちに終了した「ホココス2024」以降も、コスプレが楽しめる大型イベントは全国で続々と開催予定。夏には「ワンダーフェスティバル2024[夏]」(7月28日、千葉・幕張メッセ)、「世界コスプレサミット2024」(8月2日~4日、名古屋・オアシス21ほか)、「コミックマーケット104」(8月11日・12日、東京ビッグサイト)なども控えている。
はたしてこれらのイベントでは、どのような漫画、アニメ、ゲームのコスプレに人気が集中するのか? 今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。
◆取材・文=ソムタム田井