――Lesson1の際、何か手ごたえや反響を感じたりしていましたか?
高石:Lesson1のとき、ちょうど撮影中に1話の放送がされていて。TVerのお気に入り登録の数値が上がっていくのをリアルタイムに感じていました。そういった経験は凄く新鮮でしたし、皆さんのお声のおかげで頑張れていました。
橋本:本当にリアルタイムで「今、今5万!」「20万いった――!」とか、僕ら現場総動員でずっと言ってました(笑)。ワンチームといいますか、家族感があって好きなんですよね。プロデューサーさんがそれで差し入れをくれたりして、本当に温かい現場だなとも思いましたね。
――久しぶりに役を演じることについて、前作との変化はありましたか?
橋本:共演者との再会も含めて、本当に久しぶり感がなくて(笑)。ただ、今回はLesson2ということで、Lesson1のときの話もしながら、「じゃあ今回はもっとこうしていこうか」みたいなことを監督さんと真剣に話す時間があって試行錯誤もしながら楽しんで演じていきました。
高石:続編が決まってLesson1の映像を見返したときに、自分の中で“扇言をもっとこうしたい”っていう欲が出てきたんです。前回までの扇言と、演じてみたい扇言とのギャップに葛藤しつつ、監督とも話し合いながら、少しずつ折り合いをつけて演じていきました。Lesson1のときの扇言ももちろん凄く好きなんですけど、Lesson2ではもっと好きな扇言が演じられているのかなとは思っています。
――新たな監督とのドラマづくりという部分で、何か感じることはありましたか?
高石:監督は本当に人間を美しく撮るスペシャリストといいますか…。1話、もう出だしの一瞬でわかると思います! 「これちょっと凄いかもな」みたいなのが。
橋本:自分で言うのは恥ずかしいんですけど、凄く綺麗な画に「ドラマってなんだっけ…?」と思っちゃった(笑)。自分たちでも驚くぐらいでしたね。
――現場での撮影の様子はいかがでしたか?
高石:阿吽の呼吸…まではいかないですけど、お互いが「あ、このテンポならこうかな」という感覚を掴んでいたような気がします。だから、前回よりもお芝居に関して話し合ったりしたりすることが少なかったように思います。
橋本:確かに。アドリブを言ってもちゃんと返してくれるんですよ(笑)。
高石:互いにツッコんだり、ボケたり(笑)。
橋本:そして、そういった台本にはなかったセリフが結果的に採用されたりするのはうれしいですね。
――最後に今作の見どころを教えてください。
高石:今作では、2人の抱えているものが表に出てきて、キャラクター一人ひとりの心がより見えてくるかなと思います。1話からの伏線というほどではないですが、些細な行動や表情にも注目していただきながら、最終話に向けて全話みていただけたらなと思います。そして、2人のいわゆる“夫婦漫才感”の面白さはLesson1同様に変わらずあるので、そこも見どころですね。
橋本:Lesson2は2人が出会って1年後ということもあって、より密な関係性があるところから始まるので、2人の漫才感も若干パワーアップしつつ(笑)、世界観により浸れるのが今作なのかなと思うので、2人の掛け合いにぜひ注目してほしいです。
高石:あと1つ! 扇言と仁がお互いに結構積極的なので、扇言の返事一つにしても変化しているので、そこも楽しみにしていただけたらいいなと思います。
――ありがとうございました!
※高石あかりの高は正しくは「はしご高」
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