川栄と福地が出演する同舞台では、映画の世界観を忠実に再現した大規模な舞台セットのほかに、個性豊かな出演者たちにも注目したい。
千尋を救う不思議な少年・ハク役には、映画「天気の子」や連続テレビ小説「舞いあがれ!」(NHK)などで注目を集めた、新進気鋭の俳優・醍醐虎汰朗が抜擢。
油屋のオーナー・湯婆婆とその双子の姉・銭婆役を、アニメ「進撃の巨人」ハンジ・ゾエ役などで知られる声優の朴璐美と、俳優でタレントの羽野晶紀がWキャストで挑む。また油屋で下働きをする、頼れる“姉貴分”の少女リンと千尋の母の2役を、元宝塚歌劇団娘役トップスターで、その後も舞台やドラマを中心に俳優活動を続ける華優希が演じている。
さらに、油屋で下働きをするコミカルなキャラ・青蛙役をお笑い芸人のおばたのお兄さんが演じるなど、俳優から声優、芸人など様々なジャンルで活躍する出演者が勢ぞろいし、舞台を大いに盛り上げる。
ちなみに、以前舞台の製作発表会見に登場した橋本は、川栄の演技について「周りに突き動かされた進んでいく姿が応援したくなる」と評価していた。
新たなキャスト陣が加わり、より魅力が増した舞台『千と千尋の神隠し』。昨年の公演とはまたひと味違う演技や演出を楽しめそうだ。
※宮崎駿の崎は、正しくは「立つ崎」
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