瀬戸利樹、“セラピスト役”への挑戦「ちょうどいい体に仕上がりました」施術の見学など役作りも明かす<買われた男>

2024/06/19 07:00 配信

ドラマ インタビュー

――瀬戸さんから見て、ヤマトはどんな人物ですか?

ヤマトについて考える上で、まずは「“普通っぽさ”とは何ぞや」というところから始まりました。バツイチで、当たり前な日常から些細なことで元奥さんと離婚してしまい、それがトラウマになっている人物ではあるのですが、そこから逃げずにセラピストという職業を通して女性と向き合っているのは、誰もが出来ることではないと感じました。一度ダメになったことに立ち向かう勇気があるところは、ヤマトの魅力だと思います。

そして、セラピストという設定もあり、毎話ゲストの方が来てくださって一緒にお芝居をする中で受け芝居が多かったのですが、後半にかけてヤマトがリードし、自分の言葉に自信を持って接していく場面も描かれてきました。

ヤマト自身が成長している面もありますが、これまでお店に来てくれた女性たちの言葉に感化されて成長できているので、女性用風俗が題材ではありますが、人間模様も丁寧に描かれている作品になっていると感じます。

――セラピストの役を演じる上で、役作りはしましたか?

実際に施術の見学をさせてもらいました。セラピストの方々は、これほど女性ファーストな施術をしているんだと感動し、利用するお客様の満足度は本当に高いのだろうなと感じました。

施術だけではなく、話をするために利用する方やデートで利用する方など、思っていたよりも幅広い使い方をしていることも実際に見学の場で知ることができました。

あとは、体が見えるシーンがたくさん出てくるので節制して役作りしました。シチュエーションによってはオイルを使うこともあり、「オイルを使うとよりマッチョに見えるね」と現場でも言っていただいて(笑)。いい体になっていると思います!

ただ、普通っぽさが売りのヤマトなので、そこまでバキバキにならないようには意識しました。ちょうどいい体に仕上がったので、そこも注目していただけたらうれしいです。

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