コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、「夜中に甘いものを持ってくる猫」を紹介する。作者のpandaniaさんが、5月16日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.8万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、pandaniaさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
「家の猫はたまに甘いものを持ってくる。はじめて持って来たのは私が泣いている日だった」と語る女性。部屋で座り込み涙を流している女性に、器用に二足歩行する猫がケーキを持ってきてくれる。そのとき女性は「慰めてくれているのかな?」と思ったのだが、猫は食事中や真夜中、歯を磨いたあとにも甘いものを持ってくるではないか。こちらを見ているようで見ていない、マイペースな猫そのもののエピソードだ。
また甘いものを持ってきてくれる猫の他にも、「こぼれそうな食べ物」を持ってくる猫、飼い主の希望を無視してパンケーキを持ってくる猫、夜食に甘味を差し入れてくれる猫が登場。人間の言葉や表情の意味がわかるのか、わからないのか…絶妙なラインを攻めた猫たちの差し入れが、人間たちを癒していく。
この物語を読んだ人たちからは、「『人間の都合など知らぬ』って顔で持ってくるのが好き」「マイペースで持ってくるのが猫っぽい」「我が家にもぜひ」「3日間だけ来てくれるとうれしい」など、多くのコメントが寄せられている。
――『夜中に甘いものを持ってくる猫』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
猫と食べ物が好きだったことと、猫がおもちゃや虫を人間の所に持ってくる習性が面白いな…と思い組み合わせたのがきっかけです。
――甘いものを持ちながら、二足歩行で飼い主のもとにやってくる猫たちに癒されました。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
二足歩行の猫の足運びと、夜中に持ってきてくれたら嬉しいけどちょっと困るな…という料理選びにこだわっています。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
ラーメンを持ってきた猫のどやっとした顔です。猫のどやっとしているなと思える表情が好きだからです。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
こんな事あったらいいな…と思う事を作品にしています。
――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
料理がおいしそうに見えたらいいなと思いながら描いています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
見ていただきありがとうございます。これからもよろしくお願いします…!
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