同じキャストによる3つの異なる物語が1本の映画を構成…映画「憐れみの３章」本予告映像＆ポスタービジュアルが公開

エマ・ストーンが主演を、ヨルゴス・ランティモスが監督を務めた映画「憐れみの３章」が、9月27日(金)に公開される。このたび、本作の本予告映像と本ビジュアルが公開された。

「哀れなるものたち」ランティモス監督＆エマ・ストーンの最新作

本作は、「哀れなるものたち」(2023年、ディズニープラスで配信中)のランティモス監督とストーンが再度タッグを組んだ作品。愛と支配をめぐる大胆不敵な3つのストーリーが展開され、同じキャストがそれぞれの物語で違うキャラクターを演じる。

また、同じく「哀れなるものたち」に出演したウィレム・デフォーとマーガレット・クアリーの他、ジェシー・プレモンス、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーら豪華キャストが集結。ユーモラスながらも時に不穏で予想不可能な、ランティモス監督ならではの独創的世界を描き出す。

本予告映像＆ポスタービジュアルが公開

公開された本予告映像は、スポーツカーを走らせ、「見つかった」とストーンが意味ありげに笑うシーンからスタート。そこから、病室で遺体を目の前に何かを始めようとするシェイファーや、デフォーとチャウの行う怪しげな儀式にストーンやプレモンスが参加している場面が続く。その後、「俺たちに危険が迫ってる」というプレモンスのせりふとともに、どこか不穏さを感じさせるような映像がフラッシュカットで映し出されていく。

本作はそれぞれ独立した物語から構成されているが、“愛”や“支配”といった共通のテーマが存在する。3つの物語の中で、ストーンはシンプルなスーツスタイルで儀式を見守る姿や、ゴージャスなミニワンピースを身に着ける妖艶な姿を披露。一方、プレモンスはある場面ではデフォーへ愛を告げ、別の場面ではストーンに警棒で殴られるなど、それぞれに異なる姿を見せている。

併せて公開された本ポスタービジュアルは、それぞれのキャラクターを捉えたカットと思いきや、自らの顔を“マスク(仮面)”に仕立てたデザイン。ポスターには、「脳をかき乱す傑作」「心底、痛快」という海外メディアの映画評が添えられ、見る者に未体験の衝撃をもたらすランティモスワールド到来を感じさせるようなビジュアルとなっている。