【漫画】もし”推し”と”兄妹”になったら…朝起きたら横に推しが寝ている世界線に「何回見ても好き」と反響

2024/07/16 18:00 配信

芸能一般 インタビュー コミック

塩対応なはずの推しがまさかのバックハグ…役得過ぎる妹ポジに読者悶絶(C)Sae Kumanami/SQUARE ENIX

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ガンガンONLINEで連載中の『推しが兄になりました』(スクウェア・エニックス)から『母親の再婚で推しが兄になる話』をピックアップ。

作者の隈浪さえさんが5月22日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ反響を呼び、4.1万件を超える「いいね」が寄せられ話題を集めている。この記事では、作者・隈浪さえさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

塩対応で有名なイケメンの推しとまさかの家族に…

『母親の再婚で推しが兄になる話』(2/20)(C)Sae Kumanami/SQUARE ENIX


主人公には、塩対応で有名な超人気現役高校生モデル・月夜ノア(つきやのあ)という推しがいる。母親がそんな彼の父親と再婚し、家族になることになった。彼が塩対応なのも女嫌いだからと聞いていたため、不安を抱えていた。そんな主人公にバックハグで「おはよう」と言うノア。実はノアは妹ができて可愛くて仕方ない様子だった。

次の日、朝起きると主人公はノアが家族になったのは夢の話だと思った。夢の続き見たさに再び寝ようとすると、隣で寝ている推しと目が合ってしまい夢ではないことを自覚した。

一緒に暮らしていく中で見える彼のかわいいギャップやまさかのハプニングの連続に鼻血が止まらない主人公だった。

推しと家族になるという夢のようなシチュエーションに、読者から「想像するだけで二へ~ってなりそう」「羨ましい」とコメントが寄せられている。「こういうの大好き」「めっちゃ好き」「何回みても好き」と読者のツボにもはまっている様子だ。

誰もが羨む推しとの生活を描く、作者・隈浪さえさんにインタビュー

『母親の再婚で推しが兄になる話』(4/20)(C)Sae Kumanami/SQUARE ENIX


――『推しが兄になりました』を創作したきっかけをお教えください。

元々かっこいい男の子とひとつ屋根の下で暮らす話が作りたかったので、その上で「兄妹」になる設定を入れることで物語の広がりが作れるんじゃないかと思い、このようになりました。

最初はクラスメイトのイケメン男子として考えていたのですが、「かっこいい男の子」の最たるものって「推し」では?となったのでそれに決定しました。

「推し」がいる読者さんに共感してもらいたいなと思い、描き始めました。

――10代女子に大人気、イケメン高校生モデルの月夜ノア、そんな彼を推しているハル。お2人を生み出す際のキャラクターデザインへのこだわりがございましたらお教えください。

髪の色だけカラーリングしたいなと思っていたので、各キャラ違う髪色にしようとは思っていました。その上で、ノアに関しては、「完璧なイケメン」ということで、金髪長髪、長い睫毛、高身長、と個人的に思う王道?要素を詰め込みました。

ハルに関しては、おしゃれに疎い感じの子にしたかったので、ショートカットにしました。最初は黒い髪色だったんですけど、メインヒロインだしせっかくならピンク、としました。ハルの髪色をピンクにしたおかげで、カラーを塗るときに楽しいので、気に入っています。

――『推しが兄になりました』にあるシチュエーションで、ご自身に推しができたときを考えてお好きなものはございますか。

一緒に食事をしたり、家事や洗濯をしているような日常的な小さな物事が、一番萌えます。派手なシチュエーションではないですが、推しと日常生活を送っていること自体が一番ありえないシチュエーションだと思いますので…! 

――今回、読者の方々から「こんなこと起きてほしい」と反響がありますが、隈浪さえ様が日常で起きてほしいと思うことはございますか。

ご質問の意図にあっていなかったらすみません。「推し兄」がボイスコミック化されたらうれしいです。キャラクターたちにしゃべってもらいたいです!

マンガみたいなシチュエーションが起きるとしたら、という意図の質問でしたら…
妄想で事足りているので、現実では何も起きずに平穏にマンガを描けることが一番です。

――今後の展望や目標をお教えください。

健康を維持しながらお仕事を続けて、「推しが兄になりました」を最後まで描き切ることが今後の目標です。まだ私自身も探り探りお話の展開を考えているところがあるので、積み重ねていった先に納得できる最終話を描きたいなと思っています。

――最後に作品を楽しみにしている読者やフォロワーの皆さんへメッセージをお願いいたします

いつも応援ありがとうございます!最後まで見届けてくださるとうれしいです。