去る5月に、日本で1stコンサートを行った韓国のボーイズグループ・VANNERに独占インタビュー。2019年の韓国デビュー前から日本で精力的に活動してきた彼らに、遂に実現した初コンサートや韓国での活動について、また日本での“お気に入り”やこれからの目標などをきいてみた。(ソングクは兵役の為、不在)
VANNERは、2019年に韓国でデビューした5人組のボーイズグループ。グループ名は、勝利を意味する「Victory」と旗を意味する「Banner」を合わせた造語で、「トップに立ち勝利の旗を立てる」という意味が込められている。
デビュー後、コロナ禍の影響などもあり思うように活動できない中、アルバイトをしながら歌手の夢を諦めなかった5人。2023年に、デビュー経験のあるK-POPボーイズグループを対象にした韓国のサバイバル番組「PEAK TIME」に出演し、どのミッションでも高いパフォーマンススキルを見せて優勝。優勝後の2023年8月に発売した1stミニアルバム「VENI VIDI VICI」は、初動セールス10万枚を記録。そして、今年1月発売の2ndミニアルバム「CAPTURE THE FLAG」では初動セールス14万枚を突破。快進撃を続けている。
日本では、韓国デビュー前から連日ライブを行うなど精力的に活動し、“知る人ぞ知る実力派グループ”だったが、「PEAK TIME」が日本でもAbemaとCS・テレ朝チャンネルにて同時放送されたことにより知名度と人気が急上昇した。
――まず、日本でコンサートをした感想を教えてください。
テファン 単独コンサートをこんなに早くできるとは思ってなかったので、本当にすごく不思議な気持ちがしたし、光栄でした。ファンの皆さんにもボクらの良い姿をお見せすることができて、良い時間を過ごせました。
ヘソン 単独コンサートをするまでに結成から6年かかったんです。だから夢を叶えた気分でした。ホンッットに楽しかったです!
ヨングァン ソングク兄さんが軍隊に入隊して、日本のコンサートは4人だったんでちょっと心配だったんです。でもファンの方々が楽しんでる姿を見て安心しました。
ゴン コンサートはファンが居てこそできるので、皆さんからすごく大きなプレゼントをもらった気持ちです。
――コンサートを拝見したんですが、めちゃくちゃ盛り上がって、ファンの方々も本当に楽しそうでした。ライブで心掛けてるのは、どんな事ですか?
ヨングァン ファンの方それぞれ、好きな曲やパフォーマンスが違うとは思いますが、どの曲でもVANNERだから見せられるエネルギーを届ける事を重点に置いています。
ヘソン それと、ライブはファンの皆さんと作っていくモノなので、歓声を誘導したり「一緒に歌って!」って、その瞬間を共有して、良い思い出ができるようにしています。
――先日、初めて「KCON JAPAN」にも参加しましたよね。
ヘソン はい。すごく出たかったイベントだったから、嬉しかったです。ステージではStray Kids先輩のカバーをする機会をいただけたんです。光栄でした。それと、日本でのイベントなので、いらっしゃった方がわかるように、トークをできる限り日本語でするようにしました。
ゴン VVS(ファンの名称)以外の方もたくさん居る所でパフォーマンスするのは、ワクワクしました。ボクたちを信じてくれてるVVSが居てくれたから、自信を持ってパフォーマンスできました。ボクたちが楽しんでパフォーマンスしてる姿を見て、気に入ってVVSになってくださったら嬉しいですね。
ヨングァン VANNERを知らない方に知っていただける機会だったので幸せだったし、楽しんでパフォーマンスしました。