岩瀬洋志と小西詠斗、ドラマ「タカラのびいどろ」での役とは真逆のやり取りで会場を沸かせる

2024/06/24 16:30 配信

ドラマ 会見

制作発表に登壇した岩瀬洋志、小西詠斗(写真左から)撮影:原田健

岩瀬洋志小西詠斗が、6月24日に都内で開催された、ドラマ「タカラのびいどろ」(毎週月曜夜11:24~、BS朝日ほか、7月1日[月]スタート/Leminoにて7月1日[月]より見放題独占配信)放送直前制作発表に登壇した。

ドラマ「タカラのびいどろ」


ドラマ「タカラのびいどろ」は、鈴丸みんたによる同名人気コミックを岩瀬と小西のW主演で実写ドラマ化したもので、クールでデレな“世話焼きクーデレ先輩”と、“天然ピュア方言後輩”によるピュアで心温まる物語を描く。

泣いているところを慰めてくれた宝(岩瀬)のことが忘れられず、地元・福岡から上京して宝と同じ大学に進学した大進(小西)だったが、大学で再会した宝に冷たく突き放されてしまう。しかし、めげずに追いかける大進に宝もまたひかれていく、というストーリー。

岩瀬洋志「目をすごく意識していました!」


制作発表に登壇した2人は、役どころと演じる上で意識したところを告白。

岩瀬は「僕が演じた志賀宝という役は、第三者から見たらすごくぶっきらぼうで素っ気ない、“クーデレ”って言っても“デレ”な部分があまり見えなくて、どちらかというと“クール”な先輩に見えるんですけど、なんでそうなってしまったのかにも理由があって、それにすごく共感できたんです。そして、そんな志賀宝に影響されている大進と、大進が来たことによってさらに影響される志賀宝の、2人の関係性を描いているのがこの作品なので、それを自分の中で演じて演出するには、しっかりと志賀宝という人生を知っておかなきゃいけないなという思いで演じていました」と述懐し、「自分が意識していたのは目元ですね。目をすごく意識していました!」と語った。

一方、小西は「僕の演じた大進は宝と真逆で、見た目はすっごくふわふわしていてかわいいのですが、実はものすごく芯が強くて真っすぐで、普段はあまり人とうまくコミュニケーションが取れないんですけど、大事なことを言う場面では真っすぐ目を見てしゃべる青年なんです」と明かし、「この作品は大進の成長物語でもあるなと思ったので、第1話から第10話まで、どう成長のグラデーションをつけようかというのをすごく意識しながら演じました」とにっこり。

小西詠斗「なかなかここまでの美に出会ったことがない」


また、互いの印象を明かす一幕も。岩瀬は小西について「読み合わせの時からすごくサポートしてくださって、(役柄上では年上だが)僕の方が年下なのでずっと敬語が抜けなかったんですけど、やりにくさを察してくださって『敬語じゃなくていいよ』って言ってくれて。いろいろ気遣ってくれる優しいお兄さんだなって感じの印象でした」と、役とは逆の小西の素顔を打ち明けた。

一方、小西は岩瀬について「第一印象は『男前やなぁ』です。なかなかここまでの美に出会ったことがないなと。しかも、すっごくしっかりしていて気配りもすごくて! でも、撮影が進んで仲が深まっていくうちに20歳らしいかわいらしい一面が見えてきたのがうれしいなって思いました」と、こちらも役柄とは異なる岩瀬の一面を回顧。

そんな中、仲が深まった2人ならではのエピソードを聞かれると、小西が「撮影終わりに2人で焼き肉に行ったりとか、深夜にラーメン食べに行ったりとか」と振り返ると、岩瀬が「行きましたね。(小西が)めちゃめちゃ嫌がってましたけど(笑)」と暴露。

小西は「だって、すごい夜遅くに終わってすごく眠たいのに、『ラーメン行きましょう!』って(苦笑)」と苦笑いすると、岩瀬は「次の日オフだったので『どうしても行きたい』って言ったら、優しいから付き合ってくれて」と恐縮して頭を下げる。

だが、小西はすぐに「でも、おいしかった。行って良かった! ありがとうね」と半ば強引に誘ってくれたことに感謝すると、岩瀬は「ちゃんと替え玉してましたもんね(笑)」とにやりと笑顔に。役柄とは真逆のやり取りで会場を沸かせた。

◆取材・文=原田健

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