日向坂46・加藤史帆と森カンナがW主演を務めるドラマ特区「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」(毎週木曜深夜0:59-1:29ほか、MBSほか)が、7月4日(木)からスタートする。
同作は、「Webアクション」(双葉社)での連載が話題となりコミックス化もされたSal Jiangによる同名漫画を原作にした、オフィス・ガールズラブコメディー。お互いをノンケだと思い込んでいる女性2人の究極のすれ違いの恋模様を描く。
このたび、WEBザテレビジョンでは、持ち前の負けん気で初恋街道を全速力で駆け抜ける“絶対に諦めない後輩”・兎田彩香を演じる加藤と、過去のトラウマから“女好き”であることを隠し、身を潜めて生きる営業部エースの“絶対に落とされない”先輩・鹿納弘子を演じる森にインタビューを実施。初主演の意気込みや互いの印象、役との共通点などを聞いた。
――共に連続ドラマ初主演となりますが、意気込みをお聞かせください。
加藤:初主演で初めてのラブコメなので、夢のようです。自分が主演をさせていただけるとは思ってもいなかったのですごくうれしいですし、お芝居を学びつつ成長できるように、精一杯頑張りたいと思います。見てくださる皆さんが少しでも笑顔になれて、元気になれるような作品にしたいなと思っています。
森:私も初めての主演ということで、(俳優業を)23年間続けていたらこんなことが起きるのだなと、最初に聞いたときはびっくりしました。でも、W主演ということで1人ではないから安心です。2人で力を合わせて、とにかく面白い作品を作っていけたらなと思います。
また、ボーイズラブのコメディー作品は見たことがありましたが、ガールズラブのコメディー作品に私は出会ったことがなかったので、その点でも新しい風を吹かせられたらいいなと思います。
――初共演ということですが、お互いに共演すると聞いたときの率直な感想をお聞かせください。
加藤:カンナさんは、透明感とクールな印象が一番強かったです。私がこんな感じなので、嫌われないように、失礼のないように、しっかりしなきゃと思いました。
森:とてもかわいらしい方だなと思っていましたし、「確かに彩香ちゃんだな」と感じたので、何の心配もなかったです。
――実際にお会いしたときの第一印象はいかがでしたか?
森:衣装合わせと本読みのときに初めてお会いして、「なんというかわいらしいふわふわガールなんだ」と思ったのですが、いろいろなところで垣間見える変わり者感があって、「この子はもしかして変わっている!?」と撮影が楽しみになりました。役にもきっとこの加藤さんの不思議で面白い部分がにじみ出るのだろうなと楽しみです。
加藤:変人であることは隠したかったのですが、カンナさんが優しくて、お話ししてくださったときに素が出てしまって…バレてしまいました。
森:3秒ぐらいで「あ、変な人なんだな」って(笑)。
加藤:(笑)。カンナさんは、本読みで登場されたときにまずそのスタイルの良さに驚きました。颯爽と風を切って現れてかっこいいと思ったのと、一言目に「シクヨロ」と言っていただけたときには、すごく気さくで優しい方だなと思い、出会った瞬間からそのギャップにやられました。
私が変なことを言ったときにも、「ん?なにそれ」とか「ちょっと静かにしてもらっていいですか」と面白い対応をしてくださるので、カンナさんが一緒でよかったなと思っています。
――原作と台本を読んだ感想をお聞かせください。
加藤:ガールズラブと聞いて少しドキドキしたのですが、漫画を初めて読んだときに、思ったよりもコメディー感が強くてすごく面白いなと思いました。もちろんドキドキするシーンもあるのですが、フフッと笑ってしまうようなシーンがたくさんありました。
台本を読んだときもやっぱり面白いシーンがたくさんあって、本読みを終えてみると、より面白いシーンが増えたような気がしています。今から撮影がすごく楽しみです。
表情筋が鍛え上げられる撮影期間になりそうな予感です。アイドルをしていると無表情か笑顔のイメージが強いと思うのですが、今作ではいろいろな顔をしそうです。ドキドキするシーンと面白いシーンのギャップをつけられるように頑張りたいなと思います。
森:漫画を読んだときに、彩香ちゃんはとにかくかわいくて弘子先輩はとてもかっこよくて、そのバランスがとても面白いなと思いました。この弘子先輩を演じるにはかっこよくなくてはいけないと、少し心配になったところもあったのですが、すごく面白くて一気に読んでしまいました。
台本を読んでもコミカルなガールズラブなので、幅広い方が面白く見られる作品になるなと思いました。
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