<戦隊大失格>“最終回直前”の急展開にファン興奮「一体何が起きるんだ」「予想つかない」

2024/06/24 20:05 配信

アニメ レビュー

「戦隊大失格」第11話が6月23日に放送・配信された(C)春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」製作委員会

テレビアニメ「戦隊大失格」(毎週日曜昼4:30-5:00、TBS系/ディズニープラスで定額制見放題配信)の第11話「挑戦者 ON THE ROAD!」が6月23日に放送・配信され、最終回直前ながら読めない展開に、SNSでは最終回を期待する声があふれた。(以下、ネタバレがあります)

「戦隊大失格」とは


同作は、連載が終了した現在でも根強い人気を誇る「五等分の花嫁」の春場ねぎによる予想不能な異色のヒーローバトルコミックをアニメ化したもの。毎週末に地上侵攻を繰り返して敗れ去る怪人の下っ端戦闘員・戦闘員D(CV:小林裕介)と、ヒーロー像とかけ離れた竜神戦隊ドラゴンキーパーとの対決を描く。「毎週末、地上に侵攻して敗れ去る」という出来レースに嫌気が差した戦闘員Dは、ドラゴンキーパーを倒すため地上へと降り立ち、なんとかドラゴンキーパーに近づこうと奮闘する。

第11話では、戦闘員Dが扮(ふん)する桜間日々輝(CV:梶田大嗣)ら候補生たちは力を合わせて怪人幹部ペルトロラ(CV:大塚芳忠)を抹殺すべく奮闘する。日々輝の機転によりペルトロラを追い詰めるも、雪野アンジェリカ(CV:鬼頭明里)をかばった石川宗次郎(CV:濱野大輝)が命を落としてしまう。さらに、ペルトロラの分身に雪野が捕まってしまい万事休すの状態に。人質を盾にする幹部の姿に幻滅した日々輝は、ペルトロラを完全に裏切ることを決意。一旦、投降するふりをして武器のガジェットを手放してペルトロラの隙を作った後、最後は大逆転勝利を収める。

ブルーキーパーの意外な過去も


一方、ペルトロラの別の分身体と戦うブルーキーパー・青嶋庄吾(CV:井上剛)の過去が描かれる。庄吾は強盗をして、育ててもらった先代のブルーキーパー・青嶋理久人(CV:吉田和生)が経営する孤児院に寄付を続けていた。そんな中、庄吾は怪人(CV:蒼谷和樹)に襲われ、顔に深い傷を負ってしまう。レッドキーパー・赤刎創星(CV:中村悠一)に助けられた庄吾は、ブルーキーパー(理久人)が深手を負ったことを知らされ、新たなブルーキーパーとなるよう説得された。

かつて抱いていた怪人への怨恨を思い出したブルーキーパーは、ペルトロラを撃破。一段落ついたと思いきや、そんなブルーキーパーの前に日々輝(戦闘員D)が現れ、戦いを挑む。

次回が最終回となる中、驚きの急展開に視聴者も大興奮。SNSには「展開の予想も出来なくて面白い」「どんどん展開面白くなってんな…!」「予想のつかない展開で熱い!」「面白い展開になってきたなー!」「一体何が起きるんだ…最終回直前で…」といった声があふれ、最終回直前にもかかわらず先の読めない展開に大きな期待が寄せられた。

ちなみにスタート直後にも話題になっていたが、あらためて第11話の「挑戦者 ON THE ROAD!」=「轟轟戦隊ボウケンジャー」の「冒険者 ON THE ROAD」など、サブタイトルが歴代“本家”スーパー戦隊シリーズの主題歌のパロディーであるという制作陣の遊び心に感心するファンの投稿も見られた。

◆文=原田健

「戦隊大失格」第11話より(C)春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」製作委員会