コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、「実は乙女な大学の先輩」を紹介する。作者の城輪三日月さんが、5月1日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.2万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。この作品は、『ギャップ女子たちに翻弄される本~イラストコミックアンソロジー~』にも収録されている。本記事では、城輪三日月さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
猫カフェに訪れた大学生の男女二人。女の先輩は猫がすり寄ってきても無表情だったため、後輩くんはつまらなそうにする彼女に対して、「先輩その…猫ダメなのに無理して来てくれた感じですか…?」と尋ねる。すると、「いや別に そんなことねえよ?」とクールに答える先輩。
気まずくなってしまった後輩くんは、「あ…えっと…猫のおやつ買ってきますね!」と言ってその場を離れる。そして「あの様子明らか好きじゃないよな…どうしよう失敗した…」と落ち込みながら先輩の方を見てみると、先輩はいつもとは違った表情をしていて――。
また別のエピソードでは、猫カフェだけでなく、ゲームセンターのUFOキャッチャーやカラオケなどで一緒に遊ぶ様子が描かれ、先輩のかわいいギャップがさく裂している。
この漫画を読んだ人たちからは、「クールを装う姿が愛おしい」「なんだこのかわいい生き物は?」「こんな女性に会いたい…」「大好きな人の前で歌うのが恥ずかしいんですね」など、多くのコメントが寄せられている。
――『実は乙女な大学の先輩』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
comipo様より発売のアンソロジーコミックにて、ギャップがある女の子をテーマにということから、こんな先輩いいよねという理由で創作をしました。
――つまらなそうにしていた先輩が、猫を目の前にしてはしゃいでいる姿が印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
最後のコマは注目ポイントだと思います!恥ずかしさを否定する先輩ですが、猫好きが隠せず猫言葉になってしまっています。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
上記と被りますが、先輩が猫と戯れているシーンです。先輩のかわいさと猫のかわいさでかわいさ2倍になっているかなと。あと、猫が好きなので描いてて楽しかったです。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか。
日常で何気ないことがあった時などに、仮にこうなったら面白いだろうなということを頭に入れておいて、落とし込んで描いています。
――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか。
絵でかわいいと思ってもらえるように意識しています。特に表情は大切だと思うので、今の力量でできる限りですが…!
――今後の展望や目標をお教えください。
商業連載を目標にしています!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
見ていただき感謝しかございません…!今後も頑張りますのでよろしくお願い致します!
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