日々の生活に追われて何となく疲れちゃった方にお薦めしたい、仕事に疲れたサラリーマンと年下男子の再会を描いた「パーフェクトプロポーズ」を紹介する。
本ドラマは金子隼也と野村康太がダブル主演を務め、鶴亀まよ原作による同名漫画を実写化したBLドラマ。パワハラ上司にプレッシャーをかけられながら仕事に追われるサラリーマンの渡浩国(金子)は、ストレスから眠れない毎日を送っている。ある日、体力が限界に達した浩国が道に倒れていると、謎めいたイケメンに声をかけられる。「結婚まで約束した仲なのに…」という青年は、浩国が中学生の頃に仲良しだった小学生の深谷甲斐(野村)だった。住むところがなくなったという甲斐が浩国の家に転がり込んできて、毎日ご飯を作ることを条件に同居生活がスタートする。
まずは甲斐のキャラクターに注目して欲しい。彼は無口で無表情でちょっと強引、一見するだけだと何を考えているのか分かりづらいところもある。でも、愛想がなくても浩国のことを大好きなことがだだ漏れていてキュンキュンさせてくれる。たとえば仕事ばかりで大したご飯を食べていなかった浩国に、食べたいものを聞いてご飯を作ったり、眠れない浩国が眠りやすいようにと夜のお世話までしてあげたりする始末。浩国が仕事のために約束を守れなくても焦らず怒らず浩国優先。こんなこと相手のことが大好きでないとできないに決まっている。
さらに甲斐は浩国に対して何かと距離も近い。朝起こすときに覗き込む顔の寄せ具合といったら。浩国が驚くほどで、こういった甲斐の常日頃の言動から浩国への気持ちがヒシヒシと伝わってくる。クールでイケメンな甲斐が実は浩国のことが大好きなことが見え隠れして、ギャップもあいまって萌えてしまうのだ。
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