――稽古が始まった頃は、結成1周年記念の「僕の観たかったワンマンライブvol.1」(6月22日)のレッスンも同時進行であったそうですね。
八木:1、2週間くらいは両方の稽古をしていました。
――つい先日ライブが終わって(取材時)、今は舞台に全集中だと思います。昨日はまだ台本を手に稽古されていましたが、やってみていかがでしょうか?
早崎:やっぱり台本があると落ち着くっていう現状があるので、早く手放さなきゃいけないとは分かっていても、やっぱり(台本がなくなると)何か安心するものがなくて、みんな不安は取れてないのかなって思います。
八木:覚えたと思っていても「忘れてしまったらどうしよう!」って思ってしまうところもあって。今はまだ、本番がちょっと不安だなと思っています。
――お二人は特にせりふの多い役なので大変ですね。
八木:そうですね、ちゃんと覚えきれるかなっていう…。
早崎:せりふでも“きっかけを話す子”と“それに答える子”っていうのがいるんですけど、とあちゃんの場合は“きっかけを話す”方が多いので、たぶん覚えにくいと思います。
――“答える”人は、“きっかけ”のせりふを受けてから話すということですね。
早崎:そうです。私は“きっかけ”を受けての方が多いので、どちらかというと覚えやすいなっていう印象ではあったんですけど、とあちゃんの方は大変かなって。
八木:そうですね。すずきに話し掛けるシーンでも、割と「あ、すずき今日なんとかだね」みたいなきっかけを作ってから会話が始まることが多いので、そこを忘れちゃったらどうしようかなって思っています。(私が忘れたら)相手も困っちゃうし、(お互いに)ずっとどうしようってなっちゃうから、でも頑張ります(笑)。
――せりふは全部覚えられそうですか?
八木:ここからずっと舞台漬けの毎日なので、毎日毎日繰り返しやっていたら覚えられるんじゃないかなって。
早崎:覚えないで出ていくのは怖いので、もう完璧に仕上げて本番に挑みます!
――メンバーと一緒にステージに立つという部分で、普段のダンスとの違いなどはありますか?
八木:ダンスは“もう絶対にここ”って(立ち位置が)決まっているんですけど、舞台は流れが決まっているだけで、“絶対にここ”とかではないので、自分で把握して動かないといけないところが難しいなって私は思います。
早崎:ダンスは振り付けの先生の「あなたはここです」っていう決められた立ち位置が今回の舞台はなく、自分で考えてここで動いてみたりとか、同じ動きをするのではなく、この子がこう言ったなら私はこう動いてっていうのを考えなきゃいけないのは難しいです。
――舞台は全く同じ公演はないって言いますからね。何回か見に行って、メンバーの皆さんの成長を確認するというのも楽しいかもしれません。
八木:そうですね。いろんな私たちを見ていただきたいです。
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