“実生活でも大の仲良し”美人女優2人が体現する“姉妹”の絆 中国きってのヒットメーカーが放つ話題作「双燕秘抄 乱世を舞う二羽の絆」

2024/07/01 18:00 配信

ドラマ

「双燕秘抄 乱世を舞う二羽の絆」 (C)2023 Huanyu. All rights reserved

動乱の王朝末期を舞台に、2人のヒロインの絆を描いて大きな注目を集めた中国の時代劇ドラマ「双燕秘抄 乱世を舞う二羽の絆」(2023年)が、いよいよ7月1日(月)から「女性チャンネル♪LaLa TV」でテレビ初放送を迎える。ブレイクを果たしたばかりの新進女優、ジャン・ナン&ワン・ユーウェンをWヒロインに据え、中国きってのヒットドラマ製作スタジオが手掛けた傑作シスターフッド時代劇、その魅力に迫る。

「瓔珞〈エイラク〉」「尚食」のスタジオが手掛ける2人のヒロインの絆の物語


「双燕秘抄 乱世を舞う二羽の絆」は、実の姉妹のように助け合う2人のヒロインの絆と成長を描く中国古装劇。下っ端役人・白家の娘、鳳瑶(ほうよう/ワン・ユーウェン)と、そのいとこで両親を亡くし白家に居候する茉喜(まつき/ジャン・ナン)は、境遇こそ違うが姉妹のように仲良く育ってきた。人々が動乱の世に翻弄される中、勇敢で賢い茉喜と思慮深く思いやりにあふれた鳳瑶が、力を合わせて数々の試練を乗り越えていく。

本作を手掛けたのは、数々の史劇ドラマをヒットさせてきた製作スタジオ「歓娯影視」。シュー・カイ&ウー・ジンイエンが悲恋を演じ180億回再生という歴史的ヒットを記録した「瓔珞〈エイラク〉〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」(2018年)をはじめ、「瓔珞〈エイラク〉」の2人が再共演し身分差ロマンスを演じた「尚食(しょうしょく)~美味なる恋は紫禁城で~」(2022年)などを生んだプロデューサー兼脚本家、ユー・ジョンが設立したスタジオだ。もちろん「双燕秘抄―」にも、これらの人気ドラマに携わったクリエイターが多数参加している。

人気作を量産してきたスタジオが手掛けているだけあって、「双燕秘抄―」も練り上げられたストーリー展開と厚みのあるキャラクター造形、豪華絢爛な美術&衣装…と、安定のクオリティ。原作は中華民国時代が舞台だが、ドラマ化に際して史劇に変更し、大量の資料をもとに唐代末期の世界観をリアルにつくり出した。

ロマンス要素がメインの“ラブ史劇”が注目を集めがちな中国史劇ジャンルにあって、2人のヒロインの成長と絆にスポットを当てた“シスターフッド”ストーリーであることも目新しく、注目を集めた。

「双燕秘抄 乱世を舞う二羽の絆」場面写真 (C)2023 Huanyu. All rights reserved


「尚食」ジャン・ナンと「尚芸館―」ワン・ユーウェンのタッグ


ヒロイン2人にも、旬なキャストがそろった。茉喜役のジャン・ナンは、「尚食」でシュー・カイ扮する皇太孫の正室・胡善祥を怪演し、一躍ブレイクした注目株。「伝家」(2022年)では裕福な三姉妹の天真らんまんな末っ子を演じ、長女役チン・ラン、次女役ウー・ジンイエンというトップ女優たちに引けをとらない存在感を見せた。

意志の強そうな大きな瞳が印象的で、「双燕秘抄―」では賢く逞しい茉喜をいきいきと演じている。妄想好きな茉喜の脳内で繰り広げられる妄想ロマンスシーンも見どころのひとつだ。