眞栄田郷敦&高橋文哉&板垣李光人、撮影時を回顧 「寂しい気持ちになった」思い出を板垣が告白<ブルーピリオド>

2024/06/26 17:00 配信

映画 動画

映画「ブルーピリオド」の撮影時、板垣李光人が撮影した眞栄田郷敦(C)山口つばさ/講談社 ©2024映画「ブルーピリオド」製作委員会

俳優の眞栄田郷敦が主演を務め、高橋文哉板垣李光人桜田ひよりが出演する映画「ブルーピリオド」が、8月9日(金)より全国の劇場で公開される。それに先駆けて2023年夏の撮影時にお互いで撮りあった「写ルンです」の写真で思い出を振り返る眞栄田、高橋、板垣の映像と、実際の写真が公開された。

原作は700万部超え…国内外で注目を集める漫画「ブルーピリオド」が実写化


高校2年生・矢口八虎(眞栄田)は周囲の人望も厚く成績優秀だが、空気を読んで生きる日々にどこか物足りなさを感じていた。そんな八虎はある日1枚の絵に心奪われ、美術の世界へと身を投じていく。

映画「ブルーピリオド」は、2017年6月に「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載が開始すると、瞬く間に「TSUTAYA コミック大賞」「このマンガがすごい!」など国内の主要漫画賞にノミネート。「マンガ大賞 2020」を受賞するなど、国内外で注目が集まった。山口つばさによる同名漫画が原作になっており、本映画の監督を萩原健太郎が務める。

眞栄田&高橋&板垣が「写ルンです」で撮影した当時の思い出を振り返る


このたび、主人公・矢口八虎を演じた眞栄田、八虎の同級生・鮎川龍二を演じた高橋、八虎のライバル・高橋世田介を演じた板垣の3人が、撮影の思い出を振り返る特番映像が公開された。

2023年夏に行われた撮影で、1人ずつインスタントカメラの「写ルンです」を渡されたキャストたち。撮影現場でのさまざまな風景が切り取られた写真の中から、印象に残っている写真を思い出と共に紹介する企画となっている。

板垣は、「(自分は)写っていないんだけど」と、(眞栄田が撮影した)予備校メンバーで焼肉に行ったシーンの写真をピックアップ。八虎が通う予備校メンバーが授業後焼肉に行くシーンで撮影された写真だが、肝心の板垣演じる世田介はこのシーンにはいない。

板垣も「台本を読みながら、すっごい寂しい気持ちになったのを思い出した」と少し悲しいエピソードを交え印象に残った写真の一枚として紹介した。

さらに、キャストそれぞれがお気に入りの1枚を紹介し、高橋は二次試験の場面で八虎がお弁当を食べている写真(板垣撮影)を紹介。本編では、この隣に世田介が座り会話を繰り広げるが、気まずい2人の絶妙な距離感に注目だ。

「全員女子に見える!」と美術部員が集合した写真に大盛り上がり


高橋は、美術部メンバーとの集合写真(眞栄田撮影)を紹介。仲良しな美術部員が集合した写真が、「全員女子に見える」と大盛り上がりを見せる3人。

さらに、「美術部メンバーと一番話してましたし、女の子達の会話に自分がスッと入れているのが嬉しかったりもして…。ユカちゃんとして役を作ってる上で、こういう風に写真を撮らせてもらったのが残っているのが嬉しい」とユカちゃん(鮎川龍二)役に没入して、美術部メンバーと仲を深めていったエピソードも交えて紹介した。

主人公の八虎を演じた眞栄田は、みんなの手元を映した団結力を感じる写真をピックアップし、「現場の団結力を感じられるとこかなと思って選びました」と写真を紹介。手から絵の具がポタポタと落ちるシーンを撮るため、絵の具に水を混ぜて絶妙なポタポタ具合を4、5人のスタッフで作ったという。

最後に3人は、「振り返ると本当にすごい充実した楽しい夏でした!」と撮影を振り返った。加えて、眞栄田が撮影した板垣のオフショットも公開。劇中では口数が少ない孤高の天才・世田介を演じた板垣だが、撮影の合間には優しくほほ笑む姿が切り取られている。