なかやまきんに君、大御所・彦摩呂に食レポを褒められニッコニコ 明るく楽しい彦摩呂の食レポ指導も<きんに君のパワー旅>

2024/07/01 12:00 配信

バラエティー レビュー

「きんに君のパワー旅~日本のウマい!を勝手にPR~」※提供画像

なかやまきんに君が日本各地の隠れた名産品を“勝手に”紹介する番組「きんに君のパワー旅~日本のウマい!を勝手にPR~」(毎週土曜朝10:30-11:00[BSJapanext<263ch>]、毎週朝7:00-7:29[BSフジ])の最新回が、6月29日に放送された。今回は神奈川県横須賀市を舞台に“筋肉質”なパワー食材をPR。前回に引き続きスタジオ回となった今回は、ゲストとして彦摩呂が登場する。パワー食材とその調理法について、彦摩呂ならではの独特な表現で大いに語った。

パワーあふれる“黄金”の魚


前回に引き続き、ロケ地からではなくスタジオから番組がスタート。今回のゲストは「グルメと言えばこの人しかいない」ということで彦摩呂が呼び込まれた。登場して早々、彦摩呂は自分ときんに君を指して「人間を遠心分離機にかけたら、筋肉と脂肪に分かれてこうなった」と鋭いギャグをお見舞い。“脂肪担当”と“筋肉担当”とスタジオを沸かせた。前回同様、2人できんに君の持ちネタ「パワー!」でVTRへ。

今回のパワー食材は、日本人が慣れ親しんだ大衆魚。産地によって特徴が大きく変わる奥深さも持ち合わせているということで、まずは聞き込みをおこなうことに。まずスタッフがやってきたのは、大久保駅のそばにある「釣りあじ食堂」だ。

同店はアジをメインとした料理の専門店で、店主の神山克也さんは買うのではなく“釣った”魚で料理を作っているそう。釣れないときは臨時休業になるという、こだわり深いアジのエキスパートなのだ。さまざまな説明を伺いながら、スタッフは“ここは特に美味しいぞ”という場所を聞き出す。その場所は、“黄金アジ”が釣れるという神奈川県横須賀市。

横須賀市の走水港にて取材に答えてくださったのは、漁師の青木宏太さん。黄金アジは潮の流れが早い海域で生息しているため、程よい脂のノリで身が引き締まっているという。「ここのアジが1番美味しい」と言ってくれる人も多いそうだ。あいにくロケ日は潮の流れが早く、今日釣るのは難しいだろうという見立て。それでもスタッフが挑戦したところ、なんと10分ほどでヒットがやってくる。青木さんの指導を聞きつつ釣り上げ、その後も入れ食い状態。スタッフ総出で順調に釣り上げていった。

そのあとは情報をいただいた「釣りあじ食堂」へ寄り、お裾分けがてら釣ったアジのようすを見てもらう。すると「これくらいの大きさが刺身で美味しいと思います」と太鼓判を押されたため、実際にスタジオでパワー食材・黄金アジを料理していただくことに。

爆釣黄金アジを手に、いざパワーメニューへ


スタジオにやってきてくれた神山さんは、両手にパワーメニューの「黄金アジの刺身」を持っての登場。きんに君と彦摩呂のもとへと届けられると、さっそく「まさに泳ぐ徳川埋蔵金や!!」と彦摩呂節がさく裂した。簡単に市場に回るものではない貴重な品を、2人はさっそくいただくことに。

彦摩呂がMCのきんに君に配慮してか「僕先でいいんですか?いただいて」と聞くと、きんに君は慌てて「彦摩呂さんの後に言うコメントないから僕から先に…」と箸を持つ。ひと口食べた途端、きんに君の表情がぱっと明るくなった。「ひと口噛んだ瞬間に『美味い』が広がる」と満面の笑みを浮かべ、白飯や日本酒との相性も抜群だろうと興奮したようすを見せた。

すると彦摩呂が、「ディレクターに『きんに君に食レポ教えてあげて』って言われてたけど、上手いやん」とぽつり。芸能界でもトップクラスの食レポ名人・彦摩呂からの褒め言葉に、きんに君も喜びが隠せない。料理の見せ方、撮影の間を考えた食べる前の“止め”といった食レポの基本がばっちりできているという。一方で「コメントが乏しい」と指摘も飛び出すなど、おべっかではなく大御所からのガチ食レポ指導が始まる一幕も。

きんに君のあと、満を持して彦摩呂が箸を持つ。黄金アジをカメラ向かって“止め”ながら、「キラキラやん、誰かの紅白の衣装ちゃうか?」と口に運ぶ前からさすがのレポート。するすると鮮烈なたとえが飛び出しつつ、「大衆魚と言えども味は高級」とわかりやすく簡潔な言葉で黄金アジの味わいを絶賛していた。

刺身の次は、「釣りあじ食堂」看板メニューのアジフライが登場。スタジオで揚げるというライブクッキング形式で、パワーメニュー「黄金アジのフライ」が完成する。背開きで切ったアジを揚げたもので、特製のタルタルソースが添えられている。

今回も先にいただいたきんに君は、「いままで食べたアジフライと全然違う!」と黄金アジの特徴を活かした揚げ物に大興奮。続いて彦摩呂が「釣りあじ食堂」特製のタルタルソースと一緒にいただくと、大きな声で喜んだあと「パンクしそう!」と目を大きく開いて感動を表した。らっきょがタルタルソースのアクセントとしてばっちり機能しているらしく、きんに君ともども「最高」と語っていた。