伊藤沙莉がヒロインを務める連続テレビ小説「虎に翼」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第64回が6月27日に放送され、梅子(平岩紙)の夫の遺産相続問題が決着した。梅子の下した決断とそのきっかけとなった衝撃的な出来事、さらには期待を集めていた“有名歌手”もついに登場し、SNSを賑わせた。(以下、ストーリーのネタバレがあります)
「虎に翼」は、日本初の女性弁護士の一人・三淵嘉子さんをモデルにしたオリジナルストーリー。第13週「女房は掃きだめから拾え?」では、本格的に始動した家庭裁判所とそこで判事を務めることになった寅子の日々が描かれている。
梅子の夫の遺産を巡る調停は、全額相続を主張して譲らない長男・徹太(見津賢)と、遺言状を盾に相続権を主張する妾・すみれ(武田梨奈)の争いに加え、祖母・常(鷲尾真知子)は三男・光三郎(本田響矢)により多く相続してほしいと言い出しドロ沼化していた。
だが、あろうことか光三郎とすみれが特別な関係にあることが発覚。ただでさえ兄弟間のもめごとに胸を痛めていた梅子の忍耐は、とうとう臨界に達した。
「もうだめ、降参。私は全部失敗した」「ぜ~んぶ捨てて、私はここから出ていきます」。大庭家の嫁であることを放棄し、3人の息子の母であることもあきらめて一人で生きていくことを決めた梅子は、「お互い誰かのせいにしないで、自分の人生を生きていきましょう」と独立宣言。すっきりとした表情で「ごきげんよう!」と調停の場を立ち去った。
最愛の息子が夫の妾と関係を持っていた――。あまりのドロドロ展開に、視聴者からも衝撃の声が続々。すべてを捨てる梅子の決断には「痛快だった」「梅子さんあっぱれ!!」の声があふれ、Xでは「梅子さんあっぱれ」のほか「梅子さんの人生」もトレンド入り。「梅子さんが『ごきげんよう!』って言ってふすまパーン開けた時のよねさんの笑顔が最高だった!」の声も上がるなど、調停に同席していたかつての学友・山田よね(土居志央梨)の反応にも注目が集まった。
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