Mrs.GREEN APPLEの大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架が6月27日、都内で行われたHonda 新型FREED 新CM発表会に出席。楽曲制作をする際に心がけていることを明かした。
Hondaは新型「FREED」を6月28日(金)に発売。3代目となる新型フリードは、グランドコンセプトを「“Smile” Just Right Mover」とし、人びとの暮らしだけではなく、使う人の気持ちにも寄り添い、日々の暮らしに笑顔をもたらすクルマとなることを目指して開発された。Mrs.GREEN APPLEは新型フリードのCMソングを書き下ろしした。
デビュー以来、“楽曲を作る際に心がけてきたこと”を聞かれた大森は「結成したときが16歳とかで高校在学中だったんですけど、そのときから『5年後10年後歌っていてもおかしくないような楽曲を書いていきたいな』と思ってずっと作っています」と告白。現在もそれは変わっていないそうで、大森は「今の感情を書きながらも、未来の自分が聞き返したときに、恥ずかしいと思わないような、未来の自分も『そうだよな』と思えるような。どこか自分に対して書いているところもあると思います」と口にした。
描く未来はその時々で変わることはあるのかと質問されると、大森はうなずきつつも「でも、こうでありたいな、きっとこれは忘れちゃいけないな、みたいな自分を奮い立たせる指針みたいな意味でも書いている部分はあると思います」と回答。
藤澤は「11年一緒にバンドをやっていますけど、当時から書いている楽曲と大森が伝えようとしている芯の部分はブレていないな、とずっと感じて一緒に活動しています」としみじみ。若井も、レコーディングのときはお互い歌詞を読み合って「こういう意味だよね」と共有していると言い「歌詞の部分も大切にしています」と話した。
「これからどのような曲でどんなふうにファンと向き合っていきたいか」と聞かれると、大森は「常にそのときの自分たちが胸を張って出せるような『この曲が好きだな』と思える楽曲を変わらず出せていけたら」とコメント。「特に昨年も今年の上半期も、ファンの存在というものにすごく助けられて支えられた」と続け「ファンのみなさんと一緒に思い出を作るということをこれからも大切にしていけたら」とファンに感謝した。
◆取材・文=山田果奈映